更新日:2024年10月13日
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江東区教育委員会
「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~
その子にあった一歩を、「日々、自己ベスト更新!」で
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▲好きな遊びでボッチャに取り組む年長児 |
▲さすが年長組!見通しをもって取り組みます |
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▲保育室は、秋と「ちどりんぴっく」でいっぱい |
▲「こどもかいじゅうギャオドロン」だぞ~! |
ちどり幼稚園を訪問しました。緊急事態宣言下では学校、幼稚園の訪問を控えておりましたので、久しぶりの訪問です。幼稚園訪問用のライオンのマスクを持って、わくわくしながら出かけました。
今日は、ちどり幼稚園の年中りす組さんが「ちどりんぴっく」というミニ運動会を行う予定でした。残念ながら、今日は朝から雨のため、りす組さんの「ちどりんぴっく」は明日に順延となりました。りす組さんの「ちどりんぴっく」は、年長すみれ組さんの活動に刺激を受けた幼児たちが、「わたしたちもやってみたい」ということで、取組が始まったようです。きっと、これまでのオリンピック・パラリンピック教育や今年の東京2020大会も、幼児たちの「やりたい!」という気持ちを高めることにつながったことと思います。
りす組さんの「ちどりんぴっく」には、「こどもかいじゅうギャオドロンたちの運動会」というサブタイトルが付いています。リズム表現で、幼児が踊るのが「こどもかいじゅうギャオドロン」という曲で、幼児たちはまさにギャオドロンと化して「ちどりんぴっく」に臨みます。玉入れも赤ギャオドロンチームと白ギャオドロンチームに分かれて戦います。最後のかけっこは、ギャオドロンなのか、ギャオドロンと戦うヒーローになるのか?こどもたちのイメージは、さらに広がります。
順延になった「ちどりんぴっく」。さあ、どうする?ちどり幼稚園の先生方は持ち前のチームワークの良さで、りす組さんが、すみれ組さんの前でギャオドロンになって踊る時間を設定しました。りす組ギャオドロンが緊張しながらホールに入ると、すみれ組さんが温かい眼差しで迎えます。かわいいしっぽを振り振り踊り終えると、すみれ組さんから明日に向けての拍手とエールの言葉が送られました。きっと明日はさらにパワーアップしたギャオドロンが見られることでしょう。
ちどり幼稚園の幼児を見ていて気付いたことがあります。それは、みんながとっても優しい目、優しい表情をしていること、そして保育室に温かく、ゆったりとした空気が流れていることです。すぐに、その理由に気付きました。先生方や支援員さん、主事さん方、皆さんが常に明るく笑顔で、優しく幼児に接しているのです。
貞方園長先生に伺うと、ちどり幼稚園の今年のテーマは「日々、自己ベスト更新!」だそうです。その子、その子のペース、その子の歩幅に合わせた一歩、一歩の積み重ねを大切にする保育をしているので、先生方もその子が入園当初より、そしてひと月前より確実に成長していることを知っています。江東区立幼稚園では、そんな幼児の小さな歩みを保護者の皆様と「ともに」見守り、「ともに」育むことを大切にしています。
明日の「ちどりんぴっく」では、りす組さんのそれぞれの自己ベストが更新され、園庭が笑顔でいっぱいになることでしょう。「頑張れ!りす組ギャオドロン!」
江東区教育委員会 教育長 本多健一朗
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