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教育委員会

更新日:2021年10月28日

「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~

みんなでつくる、みんなが楽しい、みんなとともに 周年記念式典②

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▲自分たちの池をほめられて、誇らしい幼児たち

▲来賓とともに全園児で作るバースデーケーキ

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▲みんなでつくったビオトープ「つばめ池」

▲「40周年with保護者」取組を写真で紹介

 つばめ幼稚園の開園40周年の記念式典が行われました。本園は、昭和56年に、園歌にもある「緑と川の扇橋」の地に開園し、ちょうど現在の園児の保護者の皆様が過ごされたような時代を皆様とともに歩んできました。そんな本園には、素敵な特色ある教育活動がたくさんあります。その中から、園として築いてきた伝統である「スポーツチャンバラ」と、この40周年を機に幼児が地域や保護者の方とともに創り上げ、歩み始めた新たな取組「(自然にたっぷり触れる)みんなでつくったビオトープ」を紹介します。

 「スポーツチャンバラ」は、取組を始めて20年以上が経ちます。江東区スポーツチャンバラ協会様のご協力、ご指導をいただき、幼児たちも「つばめと言えば『スポーツチャンバラ』」と答えるほど、根付いた取組になっています。私も以前、園での実践の様子を見せていただいたことがありますが、こどもたちが楽しそうに、そして真剣に取り組む様子に驚きました。江東大会での優勝、準優勝だけでなく、全国大会にも出場し、準優勝する等、そのレベルの高さもすごいですね。

 「みんなでつくったビオトープ」は、園舎の改修を終え、40周年を迎える本園の新たな特色として始まりました。山﨑区長も実際に幼児が掘った「つばめ池」をご覧になり、その立派さに驚かれ、式典では「すごいね。掘るのは大変だったでしょう」と幼児に声をかけるとともに、この取組の良さを評価されていました。幼児は、ビオトープをつくる計画やどんな生き物を育てるか等について、自分たちで考え、取組を進めてきました。そして、自分たちだけではできないことについては、幼児がビオトープ名人、ビオトープ博士と呼ぶ、地域やその道の専門の方々から学び、保護者の方にもお力をお借りして、素晴らしいビオトープをつくり上げました。これから本園の幼児は、このビオトープとの関わりとともに問題解決の方法、四季の変化や自然について学んでいくことでしょう。

 今回、式典や幼児のアトラクション等、1日を通して素晴らしいなと感じたのは、幼児が園で目にし、体験する生活や取組のすべてが意図的・計画的な学びになっていて、幼児がわくわく感をもち、主体的に取り組んでいることでした。幼児は、ビオトープを始め、すべての取組について「自分たちでやった」という実感をもっていることと思います。今、改めて幼児期の学びの重要性が見直されています。そして、その幼児期の学びを小学校以降の学びにしっかりとつないでいくことが大切です。江東区立幼稚園では、これからのこどもたちに必要な資質・能力の基盤を育む教育に取り組んでいますが、本園での実践を見て、改めて教育の質の高さを実感しました。

 福原園長先生は、40周年の取組、本園の教育について、「地域の皆様とともに、保護者の皆様とともに取り組んできた」と話されていました。父母の会の会長さんは、「幼稚園は、親子ともに貴重な学びの場」と話されていました。「こどももおとなもみんなが楽しい幼稚園」をキャッチフレーズにしている本園は、これからも、多くの皆様と「ともに」歩み続けることと思います。改めて、つばめ幼稚園40周年、おめでとうございます。父母の会、地域の皆様、教職員の皆様、ありがとうございました。

江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

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郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

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