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教育委員会

更新日:2021年11月20日

「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~

ここで会えてよかった みんなに会えてほんとによかった  周年記念式典⑥

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▲有明小・中を象徴する「代表児童・生徒の言葉」 

▲一つの校歌を、思いを一つにして歌う児童・生徒

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▲植樹の様子を校内に配信する生徒会の皆さん

▲「あけぼの杉」と記念樹を見つめる児童たち

 有明小学校・有明中学校の開校10周年記念式典が行われました。両校は、臨海地区のマンション開発に伴う人口増により、平成23年度に本区初の施設一体型の連携教育校として開校しました。木質化を推進した様々な工夫がある新たな校舎で、日常的な小学生と中学生の交流活動の実施等、先進的な取組を行ってきました。開校当時の両校の教職員の皆様には大変なご苦労があったことと思います。また、母体校のPTA、地域の皆様のご理解・ご協力は両校の新たな一歩を支える大きな力となりました。開校に関わられた皆様、ここまで両校の発展を支えてくださった皆様のご尽力に心より感謝申し上げます。

 平成23年4月の始業式、開校式には、教育委員会として開校準備をともに進めてきた私も参加させていただきました。新しい学校で、みんなが新たなスタートを迎える始業式。校庭に集まり始めた児童・生徒の期待と不安の表情、短い期間で準備を進めてくださった教職員の皆さんの温かく児童・生徒を迎える様子は今でもはっきりと覚えています。そして、開校式での中学校3年生の代表生徒の挨拶を聞いて、新しい教育がここで始まるということを実感しました。校歌には、「ここで会えてよかった よろこびも涙も分け合える みんなに会えて ほんとによかった」という一節があります。新たな地で新たな一歩を踏み出した両校らしさが感じられ、ずっと心に残っています。

 式辞の中で、小学校の赤堀校長先生は、両校は教育目標も、校章も、校歌も同じであり、9年間を通じた教育カリキュラム、有明小・中学校学び方スタンダードに基づいた確かな連携教育が行われていること、そして、合同で行うふれあい活動やクリーン作戦、避難訓練、中学生による読み聞かせ等を通して、小学生は中学生に憧れ、中学生は小学生に温かく接し、自信をもって行動することができているという両校のよさについて話されていました。中学校の月田校長先生は、中学生が懐かしそうに小学校での話をしている姿から、日常的に小学生と中学生が触れ合える環境があることのよさについて話をされるとともに、今年行われた東京2020大会に触れ、パラリンピックの4つの価値(勇気、強い意志、インスピレーション、公平)がまさにこれからの有明小・中の発展のキーワードとなるということを児童・生徒へ向けて語られていました。

 改めて、有明小学校・有明中学校10周年おめでとうございます。実行委員会、PTA、地域、教職員の皆様、ありがとうございました。校長式辞、児童・生徒代表の言葉、PTA会長挨拶、全てがお二人一緒に壇上に上がり行われたこと、準備が両校で協力して行われたことからも、両校が施設一体型の連携教育校として、思いを一つにともに歩みを進められ、着実に成果を上げられてきていることが分かりました。代表生徒の言葉にあったように、これから両校はシンボルツリーである「あけぼの杉」の如く、ますます大地に根を張り、顔を上げて、ともに大きく成長・発展していくことと思います。期待しています。

江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

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