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教育委員会

更新日:2021年6月24日

「学校、今日行く!」~教育長の学校日記~

学校の伝統を引き継ぎ、新たなことに挑む生徒たち

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 今日は、深川第四中学校を訪問しました。深川四中は、昨年度大規模改修工事を行い、各所に木をふんだんに使用したきれいな新しい校舎での生活がスタートしました。また、中学校では、今年度より、新学習指導要領が全面実施となり、教科書も新しくなりました。さらに一人一台の情報端末も配布される等、様々なことが新たなスタートとなっています。

 そんなたくさんの新たなスタートを迎えた深川四中は、開校74年を迎える伝統のある学校です。教育目標は、「『自ら考え行動できる人』学ぶ・思う・創る」です。深川四中がずっと目指してきたことは、これからの予測困難な時代をたくましく生き抜いていく生徒たちにとっても、とても大切なことです。飯塚校長先生は、生徒たちの立派な姿、何事にもよく頑張る姿を高く評価しつつ、失敗を恐れず「やってみよう」という気持ちをさらに育んでいきたいと話してくださいました。

 3年生の廊下の学年掲示板に「自律から自立へ」という学年スローガンが掲げられていました。校長先生や先生方、生徒たちの思いが重なっているなと感じました。3年生の生徒たちの自立に向かう思いは、学年だよりの生徒たちの3年生になった決意を述べた作文からも読み取れます。素晴らしい作文の数々の中からその一部を紹介します。

 「後輩たちに慕われるようになるためには、誰か一人が努力すればいいのではなく、全体が意識しなければならない。この学年が尊敬されなければ意味がないのだ。人から見られるプレッシャーや頼れる人がいないことの不安。僕たちはこの感情に勝たなければ尊敬されない。そして、同時に僕たちは受験生である。色々なことを捨て不満もわいてくると思う。僕たちはこの色々な欲望や感情と闘い続け、勝たなければ何も得ることが出来ない。改めて、最上級生とはこういうものなんだと実感した。(一部抜粋)」

 1年生や2年生の学年だよりにも、生徒たちの決意が感じられる言葉がたくさんありました。コロナ禍で、これまでのような行事は行えませんが、深川四中ではしっかりと先輩の姿を見て学び、その姿に憧れ、生徒たちが育っていました。今年度の生徒総会で示された生徒会の活動方針の中に、こんな言葉がありました。

 「先輩方の伝統を引き継ぎつつ、時代に合った新しいことを取り入れ、在校生全員でさらに発展させる」

 深川四中の生徒たちの伝統を生かした新たな挑戦、新たな「学ぶ・思う・創る」に、そしてそれを支える先生方にも期待しています。実は、校長先生、副校長先生も今年度赴任され、深川四中で新たなスタートを迎えられています。

江東区教育委員会 教育長 本多健一朗

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