更新日:2026年10月16日
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江東区教育委員会
10月13日 「知ること、体験すること、備えること」~防災についての学習~
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▲「結構広いね~」 |
▲さあ、つながるかな? |
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▲もう固まったよ! |
▲発電機を動かしてみよう |
午後から第一大島小学校を訪問しました。本校では、5年生が総合的な学習の時間に防災や災害について学んでいて、今日は地域の方を招いた体験を通した学習に取り組むということを松下校長先生から伺いました。私も防災服を着て、参加させてもらいました。
本区の小・中学校等は、「江東区地域防災計画」に基づき、拠点避難所に指定されていて、学校には避難所を開設するための備品や水・食料等が備えられています。東日本大震災の時には、保護者が帰宅困難となったこどもたちが学校に宿泊したこともあり、学校にはこどもたち用の水や食料、毛布等も備えてあります。
学校は多くの時間帯は、こどもたちや教職員は不在ですので、非常時は地域の方々が主体的に避難所運営に携わっていただくことになりますが、こどもたちが学校にいるときに大きな地震等が発生することも考えられます。「江東区地域防災計画」には「区立小・中学校等においては、職員は『江東区学校防災マニュアル』に基づき、災害時地域連絡体制の強化や避難所開設手順等に習熟するよう努める」と記載されており、学校避難所運営協力連絡会を毎年開催し、地域との連携を深めています。教育活動が行われている時に大災害が発生し際には、教職員が避難所開設に大きな役割を果たすことになるとともに、特に中学生や小学校高学年のこどもたちは大きな力となります。今回のような地域の方と連携して取り組む防災の学習は、教職員やこどもたちにとっては、実践力を高める貴重な機会です。
今回、こどもたちにご指導くださったのは、日頃から本校の教育にも多大なるご協力をいただいている地域の方々、そして本区の防災計画課の職員たちです。5年生の児童は、グループに分かれて様々な話を伺ったり、体験をしたりしました。体験したのは、避難所用間仕切りテント、非常食(クラッカー)、発電機、ろ水器、煮炊きバーナー兼暖房機、携帯トイレ、災害時用特設公衆電話、防災備蓄倉庫、等々。児童は、多くの非常用資機材が学校にあることも驚きだったと思いますが、実際にそれらを体験できたことがよかったですね。携帯電話世代のこどもたちは、災害時用特設公衆電話が災害時には優先的につながるという話には感心していました。説明の後には、実際にご家族等に電話をかけて、安全確認をしていました。実際には、「晩ご飯何?」という会話が多かったようですが…。ろ水器については、真黒な墨汁があっという間に透明で無臭な水になったことに驚いていました。「水は大事だよね~」こどもたちは今回の体験を通して痛感したようです。
地域の方から、「避難する時には、まず『命を守るために必要な物』、次に『無いと困る物』、その次に『あると便利な物』、という順番で日頃から備えていくことが大事です」という話があり、みんなでそれぞれ何が必要か考えてみました。防災については、知っているだけではだめで、今回のように体験することはとても重要です。そして、その体験をもとに、日頃から備えていかなければ意味がありません。こどもたちは家に帰って、早速ご家族に今日の体験の話をしたり、家に何が備えてあるのか確認したりしたのではないでしょうか。
5年生の学習が、今後どのように深まっていくのかが楽しみです。来年、一大小の最高学年になるこどもたち、学校や地域の防災についてみんなで考えていくこと、そして将来の地域の防災リーダーになってくれることを期待しています。頑張ってください!
江東区教育委員会 教育長 本多健一朗
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