更新日:2026年7月15日
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江東区教育委員会
7月14日生成AIを理解し、上手に付き合っていこう!
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| ▲学習アプリも作れました | ▲未来のイメージを画像に |
江東区では、昨年度から先生方が生成AIを授業や業務に活用しています。今年度は、「江東区立学校生成AI利活用ガイドライン」及び「KOTOこどもAIルール」を作成し、児童・生徒が生成AIを学習等で活用し始めています。江東区では、これまでも1人1台端末を学習で効果的に活用してきましたが、令和7年度からは5年間をかけて全校をICT教育推進校に指定し、より先進的な活用を図っています。今日は、今年度ICT教育推進校に指定されている数矢小学校で、「生成AIと仲良くなろう」と題した出前授業が、6年生の各学級で行われました。
まずは、生成AIについて知ること、そして様々な生成AIの使い方、最後には生成AIを安全に利用することについて学びました。生成AIとは何かということについては、既に知っている児童も多くいましたが、改めて「生成AIは、皆さんの頭の中のアイデアや疑問を文章、画像、音声、動画等で形にしてくれる技術です」と、みんなで共通理解を図りました。本区の6年生は、国語で「デジタル機器と私たち」という学習をしています。そこでは、デジタル機器を取り巻く課題やデジタル機器との付き合い方について考えることもしていますので、きっと生成AIについても話題になったのではないでしょうか。
実際に生成AIを活用する前に、生成AIへの質問の仕方のポイントを学び、「プロンプト名人」になることを目指しました。はじめに、みんなで同じプロンプトを入力してみました。児童は、みんな同じ回答が返ってくると思っていたら…。何と、となりの子とまったく違った回答になっていることにびっくり!これによって児童は、生成AIの回答はいつも同じではないということや生成AIの回答をどうとらえていけばよいかというようなことを感じ取ったようです。プロンプト名人になるためのヒントを学んだ児童たちは、どんどん上手に質問ができるようになっていきました。それにしても、数矢小6年生児童の端末の活用能力の高さはすごいですね。講師の方の使われる専門用語も、どのように操作すればよいかもしっかり理解できていますし、何より困ったことがあればサポートしようとする友達同士の支え合い、教え合う姿も素晴らしいなと思いました。
2時間の授業の中で、児童は生成AIの様々なスペシャルツールを試しました。学習へのアドバイスをもらったり、学習アプリを作ったり、自分の考えをもとに画像を作成したりもしました。しかし、大事なのは自分で考えること。それは、児童もよく分かっているようで、講師の方が「読書感想文を生成AIに作らせるのは…」と言うと、全員が一斉に手や首を大きく振りながら「それはだめ!」と答えていました。生成AIとどう付き合っていけばよいか、しっかり学び深められているようです。最後には、「生成AIも間違える」として、ハルシネーションやバイアス、結局は使う人間のモラル(道徳)が重要だということ、そして著作権や肖像権についても学習しました。
これからの時代を生きて行く児童・生徒にとって、生成AIと仲良く付き合っていくこと、上手に活用していくことは大切なことです。しかし、生成AIは人ではありません。やはり、もっと、もっと大切なのは、思いを分かってくれる、変化に気付いてくれて言葉をかけてくれる近くにいる人の存在です。児童・生徒が正しく生成AIを活用できるよう、教員の情報活用能力を高めていくとともに、児童・生徒が安心して相談できる環境整備、教員の資質・能力の向上に努めてまいります。
江東区教育委員会教育長本多健一朗
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