天祖神社社号標石 大正5年在銘
天祖神社社号標石 大正5年在銘
天祖神社の創立された年代は不詳ですが、社伝によると推古天皇の時代の創建とされています。江戸時代には砂原神明宮と称し、柳島村の総鎮守でした。
入口付近の参道右脇にあり、基壇まで含めた高さは約4m50cmです。刻銘にみられる「田中安宣」は、明治42年(1909)から天祖神社の宮司として奉仕しましたが、それ以前は白山神社(文京区)に奉仕していました。寄進者に小石川・駒込・本郷・湯島などの人物が多くみられるため、本社号標石の建造には、安宣の白山神社奉職時に関係のあった人々の後援があったものと推測されます。当時の天祖神社は、氏子域を超えた地域と繋がりを持っていたことがうかがえます。
郵便番号 | 135-0042 |
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住所 | 亀戸3-38-35 |
地区 | 城東 |
所在地(所有者) | 天祖神社 |
登録年月日 | 2015年4月1日 |
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