明楽斎修筆碑・明治29年在銘
基礎石は自然石。4本の鉄帯で補強されています。
三宅潤道(明楽斎と号した)は奈良県出身の製筆家で、本郷区本郷台町(現在の文京区本郷5丁目)に居住していました。三宅は明治23年(1890)の第3回内国勧業博覧会に大小250種の筆を出品し入賞しました。また、上野国厩橋(前橋)藩第5代藩主酒井忠挙
(ただたか・1648~1720)によって亀戸天神社に奉納された古筆5本(伝菅原道真所用品)の修復を試みましたが、明治24年(1891)46歳の時に志なかばで亡くなりました。本碑は、その遺志を継いだ婦人(石本氏)によって翌年の菅神990年祭に奉納されました。
郵便番号 | 136-0071 |
---|---|
住所 | 亀戸3-6-1 |
地区 | 城東 |
所在地(所有者) | 亀戸天神社 |
登録年月日 | 1991年3月28日 |
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください