西誉蓮入入定墳の碑
本堂裏に建っており、総高は171cmです。
西誉蓮入(さいよれんにゅう)は塩竃(宮城県)の人で、もとは武士であったとも伝えられますが、姓名は不明です。持宝院に来て剃髪して僧となり、本尊と不動明王を深く信じて修行し、ある時、この不動明王の霊夢を見て、村民を疫病から救うために42歳の時に入定したと伝えられます。
この碑は文政6年(1823)に建てられたものです。刻銘にみられる両村とは、「西誉蓮入法師入定縁起」によると亀高村と治兵衛新田です。同4年に刊行された『葛西志』には、「入定塚」として「観音堂の側にあり、塚上に石地蔵を建、西誉蓮入と云沙門の、入定せし処と云」と記されています。また、入定塚に参拝すると疫病にかかることがなくなり、疫病除けの塚として人々の信仰を集めたと記されています。
郵便番号 | 136-0073 |
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住所 | 北砂4-22-6 |
地区 | 城東 |
所在地(所有者) | 持宝院 |
登録年月日 | 1982年3月15日 |
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