滑台
滑台は、鉄筋コンクリート造で、左右側面に直線形の滑降部二連と階段(建設当時のものと異なります)が取り付けられる「富士山型」の構造をもちます。滑降面の作りは人造石研ぎ出し仕上げです。また、踊り場と支柱の正面に2枚のレリーフが貼られています。
川南公園は、東京市により新設された復興小公園52園の一つとして、昭和6年(1931)2月21日に開園し、同25年(1950)10月1日、江東区に移管されました。滑台が設置されている位置は、建設当時と同じ場所であることが、建設当時の図面(「川南公園平面図」)から分かります。
滑台は、一部修復がされていますが、昭和初期に建設された鉄筋コンクリート造の滑台として区内で唯一の現存例であり、都内においても本滑台と、文京区の元町公園(本郷1)のもの以外は現存していません。
住所 | 千石2-9-22 区立川南公園 |
---|---|
地区 | 深川 |
所在地(所有者) | 江東区 |
登録年月日 | 2024年7月10日 |
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください