石造燈籠 大正6年在銘 一対
石造燈籠 大正6年在銘
天祖神社の創立された年代は不詳ですが、社伝によると推古天皇の時代の創建とされています。江戸時代には砂原神明宮と称し、柳島村の総鎮守でした。
本石造燈籠は、参道の鳥居の手前に建てられていますが、以前は社殿前方に玉垣が巡らされており、その玉垣の前に建てられていました。昭和48年、社務所と社殿をつなぐ渡り廊下が境内の西側に竣工され、それに伴って燈籠は現在地に移されました。
竿石の上半分に年月日と「柳島新田中」、下半分に世話人の氏名が刻まれており、一対の左右ともに同じ刻銘です。柳島村には「新田」という小名があり、「柳島新田」は天祖神社の氏子区域のひとつです。
この燈籠は、地域の人々の天祖神社への信仰を示す文化財です。なお、向かって左側の燈籠は、基礎部分より上部が東日本大震災によって倒壊し、現在は各部位が分離しています。
郵便番号 | 136-0071 |
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住所 | 亀戸3-38-35 |
地区 | 城東 |
所在地(所有者) | 天祖神社 |
登録年月日 | 2014年4月4日 |
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