石造燈籠 享保10年在銘
石造燈籠 享保10年在銘
正覚院(しょうかくいん)は寛永6年(1629)に霊巌寺(れいがんじ)の塔頭(たっちゅう)として霊巌島に創建されました。開山は霊巌上人、開基は尼ヶ崎城主桜井家となっています。霊巌寺とともに正覚院は、現在地に移転しました。さらに関東大震災後の区画整理で周囲の開善院・光明院と合併しました。
本石造燈籠は本堂前の塀際に建っています。燈籠の寄進者として刻銘に見える玄寿院とは、越後国高田藩主松平定輝(まつだいらさだてる)のことです。定輝は宝永元年(1704)に生まれ、享保9年(1724)高田藩11万石の藩主となり、翌年十月二日に高田で死去しました。定輝の久松松平家(ひさまつまつだいらけ)は、祖父定重以来、霊巌寺を代々の葬地としています。
郵便番号 | 135-0022 |
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住所 | 三好1-7-7 |
地区 | 深川 |
所在地(所有者) | 正覚院 |
登録年月日 | 1987年3月26日 |
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