旧東京市深川食堂
旧東京市深川食堂
関東大震災の復興計画の一環として東京市が建設した市設食堂です。延床面積は106坪。昭和6年(1931)に着工、翌7年8月に竣工しました。11年に一旦閉鎖されましたが、13年に活動を再開、東京大空襲で被災しましたが、幸いにも全焼を免れ、戦後部分修復して、都の職業斡旋施設となり、32年には授産機能、36年には福祉機能が追加されました。54年に江東区へ移管され、「江東区内職補導所」と改称し、数度の名称変更を経て、平成18年に閉鎖されるまで利用されました。構造は2階建て鉄筋コンクリート、外壁はモルタル下地吹上仕上げ。大震災の教訓を活かし、当時の最先端技術である鉄筋コンクリートが採用されました。震災復興の近代建造物としての稀少性が認められ、平成20年に国登録文化財に登録されました。
郵便番号 |
135-0048 |
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住所 |
門前仲町1丁目19番15号 |
地区 |
深川 |
所在地(所有者) |
江東区 |
登録年月日 |
2009年3月27日 |
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