石造燈籠 小川治兵衛奉納 一対
石造燈籠 小川治兵衛奉納 一対
境内の南側、参道の両脇に南を向いて建っています。花崗岩でできた高さ約4.4mの大きな燈籠で、竿石正面に陰刻で「奉獻」、竿石背面に陰刻で「昭和十三年十一月吉日/東京市/深川區永代一丁目/十六番地/小川治兵衛」と刻まれています。
形状は通常型の四角形ですが、笠部が切妻造り風になっていることと、火袋の窓が逆台形で4面に配されていることに特徴が見られます。なお火袋の窓には、障子状の格子がはめこまれており、現在は電気による燈火となっています。古写真から昭和16年頃は納額堂の前にあったことが確認でき、昭和30年の古写真では現在と同じ位置に建っていたことがわかります。奉納者の小川治兵衛は『日本紳士録』第38版(昭和9年)によると、「船具テント商」と記載されており、住所も燈籠の刻銘と同じ「深川、永代、1ノ16ノ4」と記されています。
住所 | 富岡1-20-3 |
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地区 | 深川 |
所在地(所有者) | 富岡八幡宮 |
登録年月日 | 2006年10月27日 |
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