石造五輪塔(榊原式部大輔政倫墓) 天和3年在銘
石造五輪塔(榊原式部大輔政倫墓)天和3年在銘
長専院(ちょうせんいん)は霊巌島に創建され、万治元年(1658)に霊巌寺(れいがんじ)とともに移転したといわれています。開基は榊原忠次(さかきばらただつぐ・徳川家康の四天王の一人である榊原康政(さかきばらやすまさ)の孫)、開祖は命誉圓壽となっています。昭和3年(1928)には、出世不動尊で有名な不動寺と合併しました。
この石造五輪塔は本堂の右前にあります。空・風・火・水・地輪のすべての四面に梵字が刻まれています。榊原政倫(まさとも)は、寛文5年(1665)に生まれ、4歳で家督を継ぎました。姫路より越後村上15万石に転封されました。延宝5年(1677)12月26日に従五位下式部大輔へ叙任されますが、天和3年(1683)2月27日に19歳で没しました。
郵便番号 | 135-0022 |
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住所 | 三好1-6-3 |
地区 | 深川 |
所在地(所有者) | 長専院 |
登録年月日 | 1982年3月15日 |
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