石造鳥居 明治14年在銘
境内東門に建てられている。総高は300センチ、笠部幅270センチ、柱部径29センチ。石質は花崗岩。明神型鳥居である。扁額を中心に焼けている。柱のうち、貫が接する部分と柱の足はコンクリートで補強されており、根巻・台石もコンクリート製の後補である。
刻銘は陰刻で、左側の柱背面に「明治十四年巳歳九月吉日」とあり、明治14年(1881)の建立であることがわかる。右側の柱背面には「氏子中氏[」とあるが、これは後から柱の足を巻き込む形でコンクリート補強をしたことにより文字が見えなくなったため、丈夫に対刻した結果と思われる。「氏子中」には朱が残っている。鉄具と針金で固定された石造扁額には「治兵衛稲荷社」と陽刻されている。
郵便番号 | 136-0073 |
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住所 | 北砂3-21-11 |
地区 | 城東 |
所在地(所有者) | 治兵衛稲荷神社 |
登録年月日 | 2000年3月27日 |
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