南砂第三保育園
南砂第三保育園の概要
住所
郵便番号136-0076 江東区南砂2丁目3番23号
(令和7年6月30日より仮設園舎で運営しています。)
電話
03-3649-1767
園長
山口順子
認可年月日
1976年5月1日
開所時間
7時30分~18時30分
延長保育時間18時30分~19時30分
園児定員
定員104名
- 1歳 もも組 17名
- 2歳 たんぽぽ組 18名
- 3歳 ちゅうりっぷ組 22名
- 4歳 すみれ組 23名
- 5歳 ひまわり組 24名
「南砂第三保育園」虹色に輝いています
保育方針・保育目標・保育の特色
保育方針
五感を研ぎ澄ませるあそびを通して豊かに学びます
禁止や制止、指示命令の言葉を使わず
こどもの自己決定を大切にします
自然な異年齢保育を積極的に取り入れ
模倣力を発揮させ「生きる力」を育みます
保育目標
自己決定できる子
意欲的にあそぶ子
思いやりのある子
保育園の目の前には緑豊かな「森の公園」があります
保育の特色
五感コンチェルト
~楽しいあそびから学び、意欲を育てます~
- 音楽あそび(ハーモニー)
- 体育あそび(ジャストドゥイット)
- 文学あそび(じゅげむ)
- 造形あそび(インフィニティー)
- 食育(ボーノ)
南砂第三保育園では「あそびを通して豊かに学ぶ」をテーマに
五感コンチェルトと名づけた五つの教育あそびを展開しています。
五感コンチェルト
音楽あそび:モニモニハーモニー
仮園舎へ引っ越し後大きく環境は変わりましたが、各クラス工夫しながら「音に触れる活動」を楽しんでいます。
楽器あそびでは各クラスごとに様々な楽器を用いて行い、多くの「音」に触れる機会を作っています。幼児クラスではホールに楽器を並べ、自由に音を奏でることを楽しむ楽器遊びに取り組みました。中でも見た目もかわいらしい卓上ベルが大人気。「赤は高い音だね」と色ごとに音程が違うことにも気づく姿もありました。もも組ではお部屋の中で鈴やタンバリンなどの楽器に触れ楽しみました。「パチン」とタンバリンを叩き音が鳴った時の「はっ!!」とした驚きと喜びが混ざったような表情がかわいらしいです。
体育あそび:ジャストドゥイット
「幼児サーキット」
仮園舎に移動し、暑さでなかなか外に出られないこともあるためホールで体を動かす活動が増えました。その中でもサーキットは継続して行ってきています。
巧技台や二本橋、鉄棒、タッチ&ジャンプ、マット、平フープでのケンケンパなどを年齢に合わせた設定でサーキットのように回って楽しめるようにしています。遊具の中にはビリボという座ってバランスをとって遊ぶものも加わり、こどもたちが遊びの中で腕や足の筋力だけではなく体幹・バランス力・瞬発力・集中力・思考力・危険回避能力・自己決定力など様々な力が育まれています。
異年齢(幼児のみ)でのサーキットも行ってみました。3.4歳児の歳児のこどもたちは5歳児がやっていた鉄棒での逆上がりや大繩を跳ぶ姿を見て「すご~い!」と目を輝かせて見ていました。5歳児のお兄さんお姉さんはこどもたちの憧れの存在になり、自信にも繋がっている姿があります。また、3.4歳児のこどもたちはお兄さんやお姉さんのようにできるようになりたい!と何度もチャレンジしています。
文学あそび:寿限無
6月に旧園舎をあとにして、この仮園舎にお引越しをした7月、以前は玄関の横に設置していた絵本コーナーでしたが、仮園舎の間取り上、玄関前にコーナーを作ることが難しく… しかし、絵本に触れる機会を減らしてはならない!と、各クラスごとに興味のありそうな本を分配したり、保育士による読み聞かせ『わわわ』を開催したりしてきました。1歳児ももぐみでは、「はじまるよったらはじまるよ~」と保育士が歌いだすと嬉々としてこどもたちが集まるようになり、お気に入りの絵本『いないいないばぁ』が始まると大きな笑い声が聞こえてきました。
3歳ちゅうりっぷ組でも、『おなかのこびと』『なにからできているでしょうか?』という食育につながるご本で、こども達の食事に対する興味を引き出し、自分達が食べている食事がどんな力や栄養になるのかを知る機会につなげています。
これからもこども達の興味に沿い、絵本に触れる機会をどんどん増やしていけるよう模索していきたいと思います。
造形あそび:インフィニティー
定期的に様々な素材に触れる機会を各クラスの活動で取り入れています。
今回は「絵の具」を使用しました。
2歳児クラスは、絵の具のスタンプで氷や泡を表現しました。どこに押そうかな?と空いている所を探して押していました。素敵な『クリームソーダ』ができました。
引っ越しと共にお休みしていた宝箱制作を思い出し、「宝箱やりたい」の声がこども達から聞かれました。「箱がないね」と話したら、「みんなで作ろう」ということになり、宝箱を入れる箱を、5歳児クラスのみんなが協力して作ってくれました。「何を描こうかな?」と悩みながらも筆を手に取り、夢中で絵を描いていました。完成した箱を、3歳児クラスと4歳児クラスにもプレゼントしてくれました。素敵な作品が毎日出来上がっています。
食育:ボーノ
5歳児クラス(ひまわり組)がおやつに食べるとうもろこしの買い出しに行きました。「おはようございます!とうもろこしください!」と元気よく挨拶をし、一人一本ずつ持ち帰ってきました。葉やヒゲがついているとうもろこしは見なれないようで、注目して見ていました。皮むきをすると、「とうもろこし出てきたよ!」「葉っぱがスカートみたい!」と明るい表情が見られました。
2歳児クラス(たんぽぽ組)では、やおやお野菜という給食に出る野菜の切れ端やヘタを使った野菜のクイズコーナーを行っています。給食の時間になると「これおやおやお野菜にでた!」「少し食べてみようかな…」と野菜を食べるきっかけになっているようです。見た目だけでなく、においをかいだり触ってみたりと五感で野菜に触れる機会となっています。
すくわくプログラム
令和6年度、南砂第三保育園での初めてのすくわくぷろぐらむでは、年長のこども達が独楽まわしが大好きなこども達の姿から『まわる』をテーマにしました。少人数で活動を行うことでこどもの声、気づきを受け止めこどもの主体性を引き出しながら活動を行ってきました。
遊び講師の先生と一緒に作った紙皿の独楽づくりでは、最初は1枚の紙皿に少しずつアドバイスを受けながら手を加えていくことで回るスピードが変化していくことに、こども達も驚き喜んでいました。接地点を作り、重くなることでよく回る独楽が完成。実際に体験することでこども達の「まわる」ことへの興味が深まりました。
こども達は「なんでだろう?」「どうして?」と疑問に思うだけに留まらず、そこから考えたり、試すことを楽しんできました。活動を通して探求している姿はまさに研究者のようで、目をキラキラさせて毎回の活動に参加していました。最初の活動では、周囲の友達の様子を見ながら参加していた子も、最後には自分で考えたり工夫する姿が見られるようになりました。すくわくプログラムの回を重ねていく中で、「なんでだろう?」という好奇心、夢中になって取り組む探求心が育ってきていると感じました。
『考える、夢中になるって楽しい!』という経験は、今後も様々な場面での活動にもいかされていくことでしょう。
マイ保育園ひろば「なかよし会」
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重要事項説明書
令和7年度重要事項説明書(PDF:707KB)(別ウィンドウで開きます)
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