五百羅漢道標 文化2年再建銘
五百羅漢道標 文化二年在銘
小名木川と四ッ目通りが交差する小名木川橋の北詰に建っている高さ129.5cmの石碑です。昔はこの地にあった庚申堂の前に置かれていました。造立の年代はわかりませんが、享保16年(1731)2月、寛政9年(1797)2月、文化2年(1805)8月の3回にわたって再建されました。建立したのは猿江町の庚申講の人々です。
この道標は大島の羅漢寺あるいは亀戸天神社へ参詣に訪れる人々の案内板の役割を果たしていました。また、小名木川を通行する船や、川沿いの道を往来する人々にとって江戸の境界を示すランドマークとしても機能していました。この道標が小名木川に向って建てられていたことは、川岸を歩く人々だけでなく、船から見えることも意図していたと考えられ、陸路と水路の両交通路を対象とした特徴を持っています。
郵便番号 | 135-0003 |
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住所 | 猿江2-16小名木川橋橋台地 |
地区 | 深川 |
所在地(所有者) | * |
登録年月日 | 1981年3月31日/2006年3月27日区指定 |
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