染織(紋章上絵)
紋章上絵(もんしょううわえ)は、細筆やぶんまわし(コンパス)などを使い、客の注文に応じた紋章を反物に描く技術です。家紋は、紋所・家の紋・定紋・紋じるしなどともいわれ、特定の図案を用いることで個人・一家・族党などを識別するしるしとされました。一着の紋の数は五つを正式なものとしますが、三つ、一つのものもあります。非常に細かい作業の連続で、とくに背中上部の紋は、反物を縫い合わせる部分にあたるため、左右両方にバランスよく描いたものを重ねて家紋になるように描かなければなりません。
亀山氏は昭和26年に生まれ、日本橋浜町の上絵師疋田氏について技術を学びました。25歳の時に森下で独立しました。
住所 | 森下4 |
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地区 | 深川 |
保持者・保持団体 | 亀山晴男 |
登録年月日 | 2010年3月26日 |
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