表具
表具は、紙や布を糊で貼りつける表装のことで、掛軸・襖・屏風などを扱います。その技術は、室町時代に掛物などの表具をする表背(ひょうはい)(裱褙)師が前身といわれます。江戸時代には、表具師の手がけるものも多様化し、鎌倉時代より経師屋が行ってきた経巻(きょうかん)の表装なども行うようになります。現在は、襖や額の表装も表具師が手がけ、表具・経師(きょうじ)は同内容の言葉として使われています。
岩崎氏は、昭和53年に大学を卒業したのち、22歳で父清二氏(区登録無形文化財保持者)から技術を学び、磨きをかけてきました。その後、30歳ころから約10年間にわたって港区三田の表具店に週3日程通い修業を重ね、違った角度から表具技術を学び、技術の幅を広げました。
現在、その表装技術は、掛軸や襖、屏風のみならず額などにも生かされています。
住所 | 木場5 |
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地区 | 深川 |
保持者・保持団体 | 岩崎晃 |
登録年月日 | 2009年3月27日 |
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