漆芸
漆(うるし)を調合し、水・油・にかわ・砥の粉・灰墨などを混ぜあわせた各種の漆で食器や建具などを塗装する技術です。すでに縄文時代の出土品にも見られ、日用品に使用されていたことがしられます。漆の調整は豊富な知識を要し、刷毛を用いた塗装も長年の経験にもとづく高い技術が求められます。
前田氏は、昭和10年に豊島区で生まれ、16歳の時に父千代松氏(区登録無形文化財保持者、故人)について技術を習得しました。木地への漆塗りをほどこすかたわら、昭和62年ごろから「乾漆素地」作品も手がけています。
住所 | 石島 |
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地区 | 深川 |
保持者・保持団体 | 前田仁 |
登録年月日 | 1984年3月26日/2011年3月28日区指定 |
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