ガラス工(江戸切子)
江戸切子は、ガラス生地の表面に様々な文様を刻み込む技法です。江戸では天保年間(1830~44)ころに始まったといわれています。明治14年、来日した英国人エマヌエル・ホープトマンによる技術指導で、旧来の手挽き摺りからグラインダーによるカッティング技術が導入され、現在のような切子が作られるようになりました。江戸切子の特徴は、カットが深く鋭いこと、文様が多彩で変化にとんでいることにあります。現在は、円盤ダイヤモンドホイール(以前は金盤)を使用して、様々な文様のカットを刻み込みます。カット自体は、その断面がV字状をなす溝を削り込むところに特徴があり、深さや太さで光りの屈折が異なるため、それらを計算したうえでカットを行っていきます。
小林さんは、昭和25年に生まれ、大学卒業後、父親で切子職人の英夫さん(大正12年生まれ。区指定無形文化財保持者)について技術を習得しました。
住所 | 猿江2丁目 |
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地区 | 深川 |
保持者・保持団体 | 小林淑郎 |
登録年月日 | 2009年3月27日 |
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