木工(指物)
指物(さしもの)とは、物差しで寸法を測ることを「差す」「指す」ということから、これより転じて板の寸法を測り、棒と板とをしっかり組み合わせて、箱や器などの精巧な木工品を作る技術をいいます。江戸における指物は木地を生かした素朴な作風が特徴です。
山田氏は昭和17年に祖父嘉平氏から続く指物師の家に生まれました。昭和32年頃から父千吉氏(区登録無形文化財保持者、故人)のもとで修業し、その後家業を継いで三代嘉丙を名乗り、屋号を茶道指物「千匠」として独立しました。おもな注文主の流派は江戸千家ですが、他の家元から直接注文を受けることもあり、また和家具や厨子、小物類を製作することもあります。すべての工程をあくまで手作業で行う仕事にこだわっています。
郵便番号 | 135-0016 |
---|---|
住所 | 東陽1 |
地区 | 深川 |
所在地(所有者) | 山田一彦(号嘉丙) |
登録年月日 | 1986年3月26日/2012年4月6日区指定 |
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください