縫紋
縫紋は、羽織や着物に針を刺し、紋章等を刺繍する技術です。江戸時代の初めころに一般的になったといわれます。その柄は、紋帳にある家紋と紋帳にない創作的な文様の二つに分けることができ、前者は描き紋(上絵)と同様の柄ですが、後者は「加賀紋」などと呼ばれ、松竹梅など多様な柄を組み合わせて刺繍する華美なものとなっているのが特徴です。いずれも、紋柄、縫い方、色の三要素を組み合わせ、バランスよく刺繍する必要があります。なお、縫紋自体は、装飾的な意味合いの強いものであり、正式な紋とは考えられていません。
天野さんは、昭和30年に生まれ、大学卒業後、父親で縫紋師の一政さん(大正12年生まれ。区指定無形文化財保持者)について修業し、技術を習得しました。
住所 | 白河1 |
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地区 | 深川 |
保持者・保持団体 | 天野一男 |
登録年月日 | 2009年3月27日 |
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