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更新日:2023年2月16日
近年、豊洲地区をはじめとした南部地域では、マンション建設など開発の進展によって人口が急増している状況にあり、これに伴う様々な行政需要に対応していく必要があります。
なかでも区民が安心して生活するためには、医療環境の充実を図ることが、重要かつ喫緊の課題となっています。
平成20年10月に起きた妊婦搬送中での死亡事故は、大変痛ましい悲しむべき事故であり、現在の産科をめぐる窮状が露呈した形で、あらためて安全安心な出産環境の早急な整備を世に訴えかけたものでありました。
そうした中で、同年11月の区議会本会議において、区長自ら、南部地域における病院整備構想を発表するに至り、病院整備実現に向けて本格的なスタートが切られました。
病院整備予定地(豊洲5丁目1番)
地方公立病院等での苦しい経営状況や閉院に追い込まれた等のニュースが日々マスコミをにぎわせる中で、病院を整備するとした場合、将来に向け安定的な病院経営が求められます。
また、本区南部地域のどこに、どのような病院を整備すべきかということも大きな課題でした。
そうしたことから、平成21年3月、病院整備に向けての基本方針を策定し、その方向性を決定しました。
区として初めて取り組む事業であり、その後も区長自らが先頭に立ち、全庁一丸となって取り組みました。
協定締結で握手をする、山﨑区長(右)と小口理事長
「女性とこどもにやさしい病院」を基本理念とし、地域の中核的役割を果たす総合病院として整備します。
地域医療の充実を図り、必要な時に区民が安心して医療を受けることができる体制づくりを目指します。
(仮称)昭和大学新豊洲病院完成予想図
平成22年7月の基本設計に引き続き、同年12月には実施設計が完了しました。
6センター、14診療科を掲げ、女性外来や小児・周産期部門の充実が盛り込まれた設計となっています。
豊洲5丁目1番
約15,000平方メートル
約46,000平方メートル
地下1階、地上10階(免震構造)
300床
運河に面した水辺の立地を生かし、運河との一体性を重視した植栽計画や、
緑地帯の調和による落ち着いた歩行者空間を設けることなどにより、
水と緑に囲まれた病院「パークホスピタル」を実現します。
バルコニー、縦ルーバー、水平フィン等による直達日射の低減や、
屋上・壁面への積極的な緑化により建物への熱負荷を低減するなど、
環境負荷が少なく、快適な療養環境を確保する「エコホスピタル」を実現します。
昭和大学江東豊洲病院に関する最新の状況は、昭和大学江東豊洲病院のホームページをご覧ください。
(下記関連リンクよりご覧ください)
健康部(保健所)健康推進課がん対策・地域医療連携係
電話番号:03-3647-5889
ファックス:03-3615-7171
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