ごみ組成調査~資源とごみの分別にご協力ください~
区では、家庭及び事業所から排出されるごみの中に含まれている資源化可能物の割合や分別協力率等を把握するために、ごみの組成分析調査を毎年度実施しています。下記のとおり令和6年度調査結果の概要を報告します。また、調査結果の詳細は関連ドキュメントのごみ組成分析調査報告書をご覧ください。
ごみの中には資源として有効に利用できるものがまだ混入しています。「混ぜればごみ、分ければ資源」正しい分別と資源のリサイクルにさらなるご協力をお願いします。
調査結果
燃やすごみ
燃やすごみの組成割合は、生ごみ34.9%、次いで生ごみ以外の燃やすごみ39.0%、資源24.2%の順です。資源の内訳は紙類が最も多く12.5%、次いでプラスチックが11.0%を占めています。
(注釈)端数処理の関係で、合計が100%にならない場合があります。
燃やすごみ(家庭ごみ)の組成割合
紙類(古紙・雑がみ)の資源化にご協力ください
(注意)ノート、包装紙、紙袋、封筒、牛乳パック、菓子箱、ティッシュの箱などの紙類も「雑がみ」として「資源の日」に出してください。または、町会、自治会などで行っている集団回収に出してください。古紙・雑がみの出し方について、詳しくは下記のページをご覧ください。
プラスチックの資源化にご協力ください
令和5年10月より、燃やすごみとして収集していた「製品プラスチック」を「容器包装プラスチック」と合わせて「プラスチックの日」に収集しています。プラスチックの出し方について、詳しくは下記のページをご覧ください。
燃やさないごみ
燃やさないごみの組成割合は、燃やさないごみが88.3%で金属類・ガラス類・陶磁器類が大半を占めます。次いで、燃やすごみが5.7%、古紙・びん・缶・プラスチックなどの資源が5.4%混入しています。
(注釈)端数処理の関係で、合計が100%にならない場合があります。
燃やさないごみ(家庭ごみ)の組成割合
プラスチック
プラスチックの組成割合は、プラスチック82.8%、次いで燃やすごみ8.2%、古紙・びん・缶・ペットボトルなどの資源4.5%の順です。
古紙・びん・缶・ペットボトルと発泡スチロールは「資源の日」に回収しています。資源とごみの正しい分別にご協力をお願いします。
(注釈)端数処理の関係で、合計が100%にならない場合があります。
プラスチックの組成割合
食品ロスの排出状況
食品ロスとは、本来食べられるのに捨てられている食品のことです。今回の調査では生ごみのうち、使用、調理されずに廃棄された食品を「手付かず食品」とし、賞味・消費期限内・期限外等で分類しました。また、使用、調理された食品についても「食べ残し」と「調理くず」に区別し、「手付かず食品」と「食べ残し」を食品ロスとして計上しています。
ごみ組成分析調査で確認された食品ロス
燃やすごみに占める、手付かず食品や食べ残しなどの食品ロスの割合は8.17%でした。また、生ごみに占める食品ロスの割合は23.4%で、内訳は手付かず食品が14.4%、食べ残しが9.1%でした。
(注釈)端数処理の関係で、合計が一致しない場合があります。
生ごみ(家庭ごみ)の組成割合
手付かず食品の状態の割合は賞味・消費期限内が21.7%、賞味・消費期限外が35.7%、果物や野菜など期限の表示がない「表示なし」が42.6%でした。
(注釈)端数処理の関係で、合計が一致しない場合があります。
手付かず食品の状態の割合
食品ロスを削減しましょう
令和4年度の食品ロス量推計値は472万トンで、これは国民一人あたりおにぎり1個分(約103g)の食べ物を毎日捨てていることになります。食材は使いきれる分だけ購入する、食べきれる分だけ調理し食べ残しを減らす、賞味期限と消費期限を正しく理解するなど、一人一人が食品ロス削減を意識し、できることから取り組みましょう。
また、江東区ではご家庭で使いきれない手つかずの食品をお預かりして、区内こども食堂や社会福祉協議会に提供するフードドライブを実施しています。食品ロス削減に是非ご活用ください。フードドライブについて、詳しくは下記のページをご覧ください。
関連ドキュメント
- 令和2年度ごみ組成分析調査報告書(PDF:4,542KB)(別ウィンドウで開きます)
- 令和3年度ごみ組成分析調査報告書(PDF:5,014KB)(別ウィンドウで開きます)
- 令和4年度ごみ組成分析調査報告書(PDF:2,009KB)(別ウィンドウで開きます)
- 令和5年度ごみ組成分析調査報告書(PDF:6,790KB)(別ウィンドウで開きます)
- 令和6年度ごみ組成分析調査報告書(PDF:5,553KB)(別ウィンドウで開きます)
関連ページ
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