麻しん(はしか)に ご注意ください。
近年、国内で麻しん患者の報告が続いています。特に、ヨーロッパ・アジア等の海外渡航歴のある患者の報告が多くあります。
海外へ行く前に、麻しんの予防接種歴を確認しましょう。2回接種していない方は、予防接種を検討してください。
また、帰国後2週間程度は健康状態に注意しましょう。
麻しんは大変感染力の強い疾患ですので、麻しんと思われる症状がある場合は、
以下のことに注意していただき、早めに医療機関を受診して下さい。
- 麻しん(はしか)とは
麻しんとは、麻しんウイルスによって引き起こされる感染症で、一般には「はしか」と呼ばれることもあります。
麻しんの感染経路は、空気感染、飛沫感染、接触感染で、その感染力は非常に強いと言われています。感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れます。2~3日熱が続いた後、一度、解熱しますが半日から1日後くらいに再び39℃以上の高熱と発疹が出現します。免疫を持っていない人が感染するとほぼ100%発症し、一度感染して発症すると一生免疫が持続すると言われています。
- 医療機関を受診する場合は
麻しんが強く疑われる症状(発熱、咳、鼻汁、皮膚の発疹、目の充血、口腔内に白斑など)がある場合は、医療機関を受診して下さい。
受診する際は、必ず事前に医療機関へ電話し症状等を説明したうえで、医療機関の指示に従って受診するようにお願いします。
(注釈)麻しんに関する詳しい情報は、厚生労働省のホームページをご参照下さい。
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問い合わせ先
健康部(保健所) 保健予防課 感染症対策係
郵便番号135-0016 東京都江東区東陽2-1-1
電話番号:03-3647-5879
FAX番号:03-3615-7171
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