ここから本文です。
更新日:2024年8月22日
HPVは、女性の子宮頸がんの原因であり、男性においてもがんや性感染症を引き起こします。
主に性交渉によって感染すると言われています。
感染をしても必ずがんや感染症になるわけではなく、自然に消滅することが多いですが、一部の人でがんや性感染症を引き起こすと言われています。
自分や大切なパートナーを守るために、感染する前にワクチンを接種することが大切となります。
女性に関しては小学6年生から高校1年生相当までを対象として法が定める定期接種となっていますが、男性に対しては定期接種となっておらず、任意で接種をするには高額な費用がかかります。
そのため、江東区では、少しでも多くの方の感染を予防し、がんや感染症になるリスクを減らすため、男性の任意接種の費用を助成します。
接種日現在、江東区に住民登録のある小学6年生から高校1年生相当の男性
令和6年度(2024年度)は、平成20年(2008年)4月2日から平成25年(2013年)4月1日生まれの方
高校1年生相当年齢の3月31日まで(16歳となる日の属する年度末まで)
令和6年度(2024年度)高校1年生相当の方は、令和7年(2025年)3月31日まで
高校1年生相当の方は期間が短くなっています。ご注意ください。
1.接種接種前に江東区から接種券及び予診票の交付を受けてください。
下記の送付依頼フォームをぜひご利用ください!(令和6年6月より受付開始)
HPVワクチン男性任意予防接種「接種券および予診票送付依頼フォーム」(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
または、送付依頼書(PDF:56KB)(別ウィンドウで開きます)に必要事項を記入の上、郵送してください。
(郵送先:〒135-0016江東区東陽2-1-1、江東区保健所健康推進課健康づくり係)
2.接種券及び予診票と同封する案内に記載のある医療機関に予約をし、接種券及び予診票と母子手帳を持参し、予約をした医療機関で接種を受けてください。
無料です。
接種日時点で、江東区から転出している場合は、転出先の自治体へお問い合わせください。(任意接種のため、助成を実施していない自治体もございます。)
江東区から転出をした場合は、江東区の助成は受けられませんので、ご注意ください。
当日は、次の書類をお持ちください。
(1)接種当日に12歳の方は、保護者の同伴が必要です。
(2)接種当日に13歳から15歳の方についても、原則として保護者の方が付き添うようお願いいたします。(ワクチン接種後に失神等の反応が現れることがあり、転倒などを防ぐためです。)ただし、予診票の保護者記入欄に保護者が署名をすれば、保護者の同伴なしで予防接種を受けることが可能です。
(3)接種当日に16歳以上の方は、保護者の同意は必要なく、本人の同意により実施します。予診票の自署欄には保護者又は同伴者の署名ではなく本人が署名してください。
江東区外で接種を行う場合は、接種費用を一度ご自身でお支払いいただいた後、指定の書類を提出することにより、払い戻しができます。
払い戻しできる接種費用には上限がありますので、ご注意ください。
次の1から5の書類を郵送でご提出ください。(1及び2にご捺印いただく印鑑はスタンプではなく、朱肉を使用する印鑑を使用してください。)
上記(5)の接種記録がない方については、江東区ヒトパピローマウイルス様粒子ワクチンに係る男性任意予防接種費用助成金交付申請用証明書(別記第3号様式)(PDF:50KB)(別ウィンドウで開きます)により申請が可能となっております。医療機関によっては、証明書への記載にあたり文書作成料等の費用が生じる場合がありますので、事前に医療機関にご確認ください。また、文書作成料等は費用助成の対象外になりますので予めご了承ください。
郵便番号135-0016
東京都江東区東陽2-1-1
江東区保健所健康推進課健康づくり係
次の(1)(2)のうちいずれか少ない額
(1)負担した実費に相当する額
(2)接種日の属する年度におけるHPVワクチン男性任意予防接種の委託単価(1回分)。令和6年度6月1日現在は、税込み17,666円です。
江東区HPVワクチン男性任意予防接種単価上限表(PDF:95KB)(別ウィンドウで開きます)
助成金の額は、任意接種1回ごとに算出するものとし、3回が上限です。
東日本大震災による被災に伴い、住所を異動せずに江東区へ避難されている対象の男性で、江東区での接種希望の方は、送付依頼書に加えお手数ですが、申請書(PDF:95KB)(別ウィンドウで開きます)に必要事項を記入の上で、健康推進課健康づくり係まで郵送してください。
男性への接種が承認されているのは、ガーダシル(4価ワクチン)のみとなります。
公費の補助がない場合は、3回接種で約5万~6万円の自己負担が必要となります。
ワクチン名 | ガーダシル(4価ワクチン) | |
予防できる ウイルスの型 |
HPV6・11・16・18型 | |
接種回数 | 3回(筋肉注射) | |
製造販売元 | MSD株式会社 |
MSD株式会社ホームページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
ワクチンには、定められた接種間隔があります。適正な接種間隔を守り、接種を行ってください。(1年以内に接種を終えることが望ましいとされています。)
接種間隔が、「一般的なスケジュールで接種ができない場合」より短い場合は、公費負担とはならず自己負担となってしまいます。ご注意ください。
ワクチン名 | ガーダシル(4価ワクチン) | |
接種間隔 (一般的なスケジュール) |
1回目 | 0か月(初回接種) |
2回目 | 2か月(1回目から2か月以上) | |
3回目 | 6か月(2回目から4か月以上) |
「〇か月以上」とは、接種日の〇か月後の同じ日を指します。
一般的なスケジュールで接種ができない場合は、次の間隔で接種が可能です。
こちらのスケジュールより接種間隔が短い場合は、公費負担とはならず、全額自己負担となってしまうので、ご注意ください。
ワクチン名 | ガーダシル(4価ワクチン) | |
接種間隔 (一般的なスケジュールで 接種ができない場合) |
1回目 | 0か月(初回接種) |
2回目 | 1か月(1回目から1か月以上) | |
3回目 | 4か月(2回目から3か月以上) |
「〇か月以上」とは、接種日の〇か月後の同じ日を指します。
1ワクチンの主な副反応(接種後に起こりえる症状)
発生頻 | 症状 |
10%以上 | 注射部位疼痛、注射部位紅斑、注射部位腫脹 |
1~10%未満 | 頭痛、注射部位のかゆみ、発熱 |
0.1~1%未満 | めまい、腹痛、下痢、注射部位の出血や内出血等 |
頻度不明 | 皮ふ局所の痛みと熱を伴った赤い腫れ、リンパ節の腫れ、おう吐、筋肉痛、寒気等 |
2まれに報告される重いもの
アナフィラキシー(ショック症状、じんましん、呼吸困難等)
ギランバレー症候群(手足の力が入りにくいなどの症状)
急性散在性脳脊髄炎(ADEM)
血管迷走神経反射(失神)
予防接種後に痛みやしびれが持続している方は、まずは接種を受けた医療機関又は通院中の医療機関へ相談してください。
また、厚生労働省が公表した専門の医療機関は、下記リンク先でご確認ください。専門の医療機関を受診する場合は、紹介状が必要になります。
ヒトパヒローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関について(厚生労働省)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
ガーダシルを適正に接種したにもかかわらず、健康被害が発生した場合は、その内容、程度等に応じて「医薬品副作用被害救済制度」により治療費等の給付が受けられる場合があります。詳しくは、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)のホームページをご覧ください。
(江東区外での接種にかかる申請書等)
(リーフレット)
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください