(成人対象)麻しん抗体検査・麻しん予防接種費用を全額助成(任意)
麻しん(はしか)は感染力が非常に強く、空気感染するため、手洗いやマスクのみでは十分な予防ができません。江東区では、麻しんに対する免疫が十分でない方に対し、「麻しん予防接種」を無料で実施しています。
麻しん(はしか)とは
麻しんウイルスによって引き起こされる急性の全身感染症で、その感染力は非常に強く、免疫を持っていない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染すると一生免疫が持続すると言われています。
主な症状
感染すると約10日後に発熱や咳、鼻水、目の充血といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発しんが出現します。肺炎、中耳炎を合併しやすく、1,000人に1人程度の割合で脳炎が発症します。死亡する割合も、先進国であっても1,000人に1人と言われています。
感染経路
空気感染、飛まつ感染、接触感染で、ヒトからヒトへ感染し、その感染力は非常に強いと言われています。
周囲への感染可能期間は、発症日の1日前から解熱後3日間を経過するまでの期間で、発症前から感染力があります。
1.麻しん抗体検査
(1)対象者(区民のみ)
以下の方を対象に、麻しん抗体価の検査(採血)を実施しています。
19歳以上かつ1972年(昭和47年)10月1日以降生まれ
(2)対象者の確認(持参するもの)
現住所、年齢の確認できるもの(マイナンバーカードや運転免許証など)
(3)検査方法(流れ)
- 江東区協力医療機関に電話予約
- 予約日時に医療機関へ行き、(2)の確認書類を提示
- 医療機関に備えてある「検査申込書」を受領し、必要事項を記入のうえ提出
- 検査(採血)
- 後日、医師より検査結果の説明
※検査により予防接種を推奨する低い麻しん抗体価の方は、予防接種の申し込みができます。
※令和8年6月30日以前の検査は、抗体検査費用助成の対象になりません。
※過去に江東区で麻しん予防接種の費用助成を受けた方は対象になりません。
2.麻しん予防接種
(1)対象者(区民のみ)
上記1.の麻しん抗体検査の対象のうち抗体価がEIA法で16未満の方
※抗体検査日時点で19歳以上の方が対象です。
※EIA法であれば、過去に自費で受けた検査結果でも予防接種の費用助成対象になります。
※令和8年6月30日以前に受けた予防接種は、予防接種費用助成の対象になりません。
※1972年9月30日以前に生まれた方は、費用助成の対象になりません。
※過去に江東区で麻しん予防接種の費用助成を受けた方は対象になりません。
費用助成の流れ
まず、ご自身が対象年齢であることを確認してください。
◆EIA法16未満を示す検査結果がある場合
⇒医療機関へ直接ご連絡のうえ、予防接種を受けてください。その際、抗体検査の結果を医療機関へ提出する必要があります。
◆検査を受けていないまたはEIA法ではない結果をお持ちの方
⇒医療機関へ直接ご連絡のうえ、抗体検査を受けてください。申込書は医療機関に設置してあります。
検査の結果、抗体価がEIA法で16未満だった場合、予防接種の費用助成が適用になります。
予診票(クーポン券)は医療機関に設置してあります。
※抗体価がEIA法で16以上だった場合、予防接種は助成の対象になりません。
医療機関名簿
令和8年度麻しん抗体検査及び予防接種医療機関一覧(PDF:131KB)(別ウィンドウで開きます)※区内医療機関のみが対象です。
使用するワクチンについて
予防接種には、麻しん風しん混合(MR)ワクチンを使用します。
ワクチンの効果
MRワクチンを接種することによって、95%程度の人が麻しんウイルスと風しんウイルスに対する免疫を獲得することができると言われています。
また、2回接種によって、体に免疫の備えができていると、ウイルスを早期に抑えこむことで、発症を防いだり(発症予防)、麻しんにかかったとしても症状が軽く、発熱等の症状の強さ、肺炎や脳炎といった重い合併症のリスクを下げたり(重症化予防)することが知られています。さらに、周囲の方へ感染を広げてしまうリスクも下げることができます。このような理由から、ワクチンを確実に2回接種することが非常に重要です。
ワクチンの安全性
ワクチン接種後の症状として、発熱、発しん、鼻汁、咳嗽、注射部位紅斑・腫脹などがみられます。重大な副反応として、アナフィラキシー、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、脳炎・脳症、けいれん、血小板減少性紫斑病がごく稀に(0.1%未満)報告されていますが、ワクチンとの因果関係が明らかでない場合も含まれています。
なお、麻しん含有ワクチンは、ニワトリの胚細胞を用いて製造されており、卵そのものを使っていないため卵アレルギーによるアレルギー反応の心配はほとんどないとされています。
しかし、重度のアレルギー(アナフィラキシー反応の既往のある人など)のある方は、ワクチンに含まれるその他の成分によるアレルギー反応が生ずる可能性もあるので、接種時にかかりつけの医師に相談してください。
接種を受けられない方
- MRワクチンの成分でアナフィラキシーを起こしたことがある方
- 免疫機能に異常のある疾患を有する方、免疫抑制の効果のある治療を受けている方
- 妊娠していることが明らかな方
- その他、予防接種を行うことが不適当な状態にあると医師が判断する方
- 発熱している方(治ってから受けてください)
- 重篤な急性疾患にかかっている方(治ってから受けてください)
接種に注意が必要な方
- 心臓、腎臓、肝臓、血液の病気や発育障害がある方
- これまでに、予防接種を受けて2日以内に発熱や全身の発疹などのアレルギー症状があった方
- けいれんを起こしたことがある方
- 免疫不全と診断されている方や、近親者に先天性免疫不全症の方がいる方
- MRワクチンの成分でアレルギーを起こすおそれのある方
また、妊娠出産年齢の女性においては、予め1か月間程度避妊した後接種すること、ワクチン接種後2か月程度は妊娠を避けるなどの注意が必要です。
任意接種による健康被害について
ワクチン接種では、稀に健康被害が出ることがあります。任意接種により生じた健康被害は、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)法に基づく医薬品副作用被害救済制度が受けられる場合があります。
詳細は、PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構)のホームページをご確認ください。
PMDA(独立行政法人医薬品医療機器総合機構) 医薬品副作用被害救済制度(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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