更新日:2023年10月24日
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江東区教育委員会
学校給食
学校給食の目標
学校給食は、健康教育の実践の場です。
そのため、児童・生徒の給食指導にふさわしい食事内容であることが求められています。
〈学校給食の目標〉学校給食法第2条
- 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
- 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
- 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
- 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
- 食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
- 我が国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
- 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。
学校給食の取り組み
献立は、次のことを心がけ作成しています。
栄養価
- 学校給食摂取基準(学年別のエネルギー)
小学校 |
小学校 | 小学校 |
中学校 |
---|---|---|---|
1年生・2年生 |
3年生・4年生 |
5年生・6年生 |
1年生~3年生 |
530kcal |
650kcal |
780kcal |
830kcal |
- 不足しがちな栄養素(カルシウム、食物繊維など)を積極的に摂取し、塩分は摂り過ぎないようにします。
- 動物性脂質を摂り過ぎないようにします。
食材
- 魚介・小魚を積極的に取り入れています。
- 穀類、いも類、豆類、野菜類を多く使用しています。
- 油脂類、脂の多い肉類を摂り過ぎないようにします。
- 種実類、きのこ類、藻類を積極的に取り入れています。
- 旬の食材を積極的に使用しています。
- 東京産の食材も積極的に使用しています。
- 新鮮でかつ良質、衛生的な食材を使用しています。
- 昆布・かつお節・干ししいたけなど素材から丁寧にだしをとります。
- 洋風スープも顆粒だしは使用せず、給食室でスープをとります。
献立
- ごはんの献立を週3回以上行っています。
- 白いごはんの献立を多くし、主食・主菜・副菜の組み合わせを基本としています。
- 揚げ物に偏らない献立を心がけています。
- 行事食や郷土料理、伝統食、食習慣・食文化の伝承を図れる献立を取り入れています。
- 日本型食生活の実践に努めています。
調理
- シチューやカレーのルウ、コロッケやドレッシングなども加工品は使用せず手づくりを心がけています。
- 食べ物の適温に心がけています。
- うま味、香りを十分に感じられるよう火加減に注意し、うす味でおいしい給食を心がけています。
食器
パン皿、おかず皿、カップ、小皿、丼を用意し、1日に3食器を基本に献立に合わせて使用しています。
安全・衛生管理
学校給食における衛生管理の徹底については、平成8年度に発生した腸管出血性大腸菌O-157による食中毒の教訓を踏まえ、平成20年6月の学校給食法の改正において、「学校給食衛生管理基準」が法律上明確に位置づけられました。江東区教育委員会でも、「学校給食衛生管理基準」の理解を深め、食中毒ゼロを目指して衛生管理の向上に努めています。
食物アレルギー対応
江東区の小中学校では、医師の診断に基づき特に配慮や管理が必要とされる場合には、児童・生徒の安全を第一に考え、「完全除去」の方針に基づき対応します。安全を確保できない場合や、除去食の提供では著しく栄養量が不足する場合には、ご家庭からお弁当を持参していただく場合もあります(献立の一部持参を含む)。
江東区では、「江東区立学校・幼稚園におけるアレルギー疾患に対する取り組みマニュアル」を作成し、現在、統一的な取り組みを進めています。献立内容の詳細については、各学校にお問い合わせください。
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