深川と渋沢栄一
近代日本の産業・福祉・教育などの発展に尽力した渋沢栄一は、明治6年(1873)に大蔵省を退官し、同9年から12年間、深川福住町(現・江東区永代2)に居住しました。同21年に日本橋区兜町(現・中央区)へ転居した後も、深川区会議員・議長や深川区教育会会長を務めるなど、栄一は江東区域と深いつながりを持ちつづけました。江東区では令和3年度より栄一に関連した史料調査を行っており、本書はその成果をまとめたものです。
2025(令和7)年3月刊
A4判84頁:800円(送料:215円)
内容
栄一が深川福住町に本拠をおき、三田綱町(現・港区)に住宅が移転するまでの江東区域の歴史や産業のほか、栄一と深川ゆかりの人々などについて紹介しています。明治9~21年にかけての栄一と江東区域の様子をまとめた年譜と、「栄一の一族と深川」、「栄一がいたころの江東区域」、「栄一と深川ゆかりの人々」の各論で構成されています。
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