江東区の民俗(深川編)
江戸時代初頭から御府内に含まれ、寺町・木場・猟師町・倉庫街といった特徴のある町々があった深川。この深川の歴史の中で人々はどのように暮らしたのでしょうか。かつての景観はどのようなものだったのでしょうか。深川のむかし、暮らしに迫ります。本書は、平成13年に刊行された「江東区の民俗」城東編の続編です。
2002(平成14)年3月刊
A5判:408頁:1000円(送料:360円)
目次
- 序(じょ)
- はしがき
- 調査の概要
- 深川地域の歴史(はじめに~対象地域について、1深川の成立と開発、2深川猟師町、3蔵の町と商品流通、4木場、5寺町の形成、6近代の深川)
- 生業(1漁撈、2木場、3商業)
- 毎日の生活(1着ること、2食べること、3住むこと)
- 人の一生(1誕生から生育期、2幼稚園・小学生時代、3婚姻、4厄年・年祝い、5葬送)
- 四季の行事(1暮れから正月の行事、2春から夏の行事、3盆の行事、4秋から冬の行事、付深川の名所・深川の年中行事)
- 信仰(1神社、2寺院、3民間信仰)
- 暮らしと歴史を刻み込む話(はじめに、1深川発祥の地、2川と掘割、3夜店通り、4暮らし、5物売りなど、6震災と空襲)
- 参考文献一覧
- ご協力をいただいた方々
- 江東区民俗調査団・事務局名簿
執筆者(肩書きは当時)
- 中村ひろ子(江東区文化財保護審議会委員)
- 久染健夫(ひさぞめたけお・江東区深川江戸資料館)
- 岸本昌良(日本民俗学会)
- 佐野和子(新宿区立戸塚第三小学校)
- 荒井和美(日本民俗学会)
- 佐志原圭子(日本民俗学会)
- 出口宏幸(東京国際大学)
- 高塚さより(江東区森下文化センター)
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