江東区の民俗(城東編)
城東地域にお住まいの方に、幼かった頃の様子や景観などについて、記憶に基づいて話していただいたことをまとめたものです。
本書は、昭和56年度から20年間にわたって実施した民俗調査に、新たな調査成果を加えて刊行しました。懐かしい話の中に、変貌を遂げる以前の地域の姿を感じてください。
2001(平成13)年3月刊
A5判:361頁:1200円(送料:360円)
目次
- 序(じょ)
- はしがき
- 調査の概要
- 城東地域の歴史(はじめに~対象地域について~、1亀戸、2大島、3砂町)
- 地域と家の暮らし(1亀戸、2大島、3砂町)
- 生業(1農業、2諸業、3海苔養殖・漁撈)
- 毎日の生活(1着ること、2食べること、3住むこと、4子どもの目で見た大正時代の亀戸)
- 人の一生(1誕生から生育まで:付.助産婦さんが語るお産に関する話、2青少年期、3婚姻、4厄払い、5葬式)
- 四季の行事(1正月の行事、2春から夏の行事、3盆の行事、4秋から冬の行事、5行われなくなった四季の行事、6新しくはじまった行事、7『東京年中行事』と城東)
- 信仰(1神社、2寺院、3民間信仰)
- 今、語り伝える話(1城東地域で話を聞く、2農村から町へ~移り変わりを伝える~、3災害を乗り越えて、4話のゆくえ~新たに話が息づいて~)
- 参考文献一覧
- ご協力をいただいた方々
- 江東区民俗調査団・事務局名簿
執筆者(肩書きは当時)
- 中村ひろ子(江東区文化財保護審議会委員)
- 久染健夫(ひさぞめたけお・江東区深川江戸資料館)
- 岸本昌良(日本民俗学会)
- 佐野和子(新宿区立戸塚第三小学校)
- 荒井和美(日本民俗学会)
- 佐志原圭子(日本民俗学会)
- 出口宏幸(東京国際大学)
- 高塚さより(江東区森下文化センター)
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