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更新日:2021年6月8日

アスベスト含有建築物等の解体等工事にかかる届出・規制について

建築物等の解体、改修等を行う際は、アスベストの有無を確認してください。
飛散性の高いアスベスト建材について除去等する場合、大気汚染防止法と都民の健康と安全を確保する環境に関する条例(環境確保条例)により事前の届出が必要です。これらの法令において、アスベストの飛散防止対策やアスベスト飛散状況の監視、アスベスト廃棄物の適切な処理等が義務付けられています。

令和2年6月5日に改正大気汚染防止法が公布され、令和3年4月1日から順次施行されます。改正内容の概要・詳細については下記ページをご覧ください。

規制対象

 大気汚染防止法の規制対象となる建材は「特定建築材料」と規定されています。特定建築材料は「吹付け石綿、石綿を含有する断熱材、保温材及び耐火被覆材」と定義されていましたが、令和2年の大気汚染防止法改正により、「吹付け石綿その他の石綿を含有する建築材料」と変更されました。改正大気汚染防止法の施行後(令和3年4月1日以降)は「吹付け石綿(レベル1)」、「石綿を含有する断熱材、保温材及び耐火被覆材(レベル2)」、「石綿含有成形板等(レベル3)」が規制対象となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

特定建築材料

レベルの分類

レベル1

レベル2

レベル3

種類

吹付け石綿

石綿含有保温材
石綿含有耐火被覆材
石綿含有断熱材

石綿含有成形板等
(石綿を含有する成形板、セメント管、仕上塗材等)

発じん性

著しく高い

高い

比較的低い

使用箇所の例

1.耐火建築物、準耐火建築物の梁、柱等の耐火被覆用の吹付け材
2.ビルの機械室、ボイラ室等の天井壁等の吸音、結露防止用の吹付け材

1.ボイラー本体、配管等の保温材
2.建築物の梁、柱、壁等の耐火被覆材
3.屋根用折板裏断熱材、煙突用断熱材

1.天井や壁等の成形板、床のビニル床タイル等
2.石綿スレート(屋根材)
3.建築物の内外装の仕上に用いられる仕上塗材(令和3年4月1日から)
 

解体等工事を実施する際の義務

建築物や工作物について解体・改修するときは、解体等工事の受注者・自主施工者は、着手前にアスベストが使用されているか否かの事前調査を行い、調査結果を発注者へ書面で説明する必要があります。解体事業者は、石綿使用の有無に関わらず、事前調査結果を公衆の見やすい位置に掲示してください。

改正大気汚染防止法の施行後(令和3年4月1日以降)は解体等工事については、事前調査の実施義務、調査結果の説明・掲示義務、届出義務等について規制が強化されます。下記フローに従って工事を進めてください。

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届出対象となる工事

下記の要件は、平成18年9月1日より前に新築された建築物やその他の工作物に対する、解体工事、改造工事、補修工事に適用されます。

(環境確保条例に基づく届出が必要な場合は、作業の前・中・後について、敷地境界4点で空気測定を実施する必要があります。)

 

 

 

アスベスト含有建材の種類 規模要件 大気汚染防止法 環境確保条例
延床面積 アスベストの使用面積 特定粉じん排出等

作業実施届出

飛散防止方法等

計画届出

吹付け石綿

(レベル1)

500平方メートル以上

区分なし

500平方メートル未満

15平方メートル以上

15平方メートル未満

-

石綿含有保温材等

(レベル2)

500平方メートル以上

区分なし

500平方メートル未満

区分なし

-

成形板等

(レベル3)

区分なし

-

-

届出について

届出日の考え方解体等工事の発注者または自主施工者は、作業場所、作業期間、作業方法などを、工事開始前に届出なければなりません。法律及び条例の両方の届出に該当する場合は、同時に届出てください。なお、工事計画書は同じもので構いません。

届出の対象工事については、除去工事等を実施する前(隔離養生・除去状況等の確認)に区職員が現場確認を行います。

  • 届出期日:作業開始の14日前まで
    (届出日及び作業開始日は含みません)
  • 提出部数:各2部

平成26年6月より、大気汚染防止法の改正により、届出義務者が施工者→発注者または自主施工者へ変更となりました。ご注意ください。

工事の実施にあたって(事前調査・事前説明・標識の設置)

解体等工事の元受業者または自主施工者は、アスベスト使用の有無について事前調査を行い、調査結果を発注者に対し書面にて説明し、その結果等を解体等工事場所へ見やすいように掲示してください。

すべての解体等工事が対象となります。

発注者への事前説明は、解体等工事開始の14日前まで、標識の設置は、解体等工事開始の7日前までに終了するようお願いいたします。

  • 標識に記載する事項
    「調査結果」「調査を行った者(元請業者又は自主施工者)の氏名又は名称及び住所」「調査を終了した年月日」「調査方法」「特定工事(届出の対象工事)に該当する場合は特定建築材料の種類」

上記の事項が記載されていれば、標識の様式は問いません。
標識・報告書の参考様式は関連ドキュメントよりダウンロードできます。

事前調査の結果、アスベストの使用の有無にかかわらず、事前説明及び標識の設置について区へ報告していただくようお願いいたします。

また、工事の実施にあたっては、アスベスト関連法令を遵守し、周辺へのアスベスト飛散防止を図るとともに、着工前に近隣住民に対して工事内容を十分説明し、理解を得るようお願いいたします。(なるべく広範囲の住民に説明してください。)

成形板等(レベル3)の除去について(令和3年4月1日施行)

大気汚染防止法の改正により、石綿含有成形板等について作業基準が新設され、令和3年4月1日に施行されました。成形板等の除去作業等については、大気汚染防止法及び環境確保条例の届出対象ではありませんが、作業実施時は下記作業基準を遵守して下さい。

1.石綿含有成形板等(新規則別表第7 4の項に規定)

次に掲げる事項を遵守して作業の対象となる建築物等に使用されている特定建築材料を除去するか、又はこれと同等以上の効果を有する措置を講じること。

イ 特定建築材料を、切断、破砕等することなくそのまま建築物等から取り外すこと。

ロ イの方法により特定建築材料(ハに規定するものを除く。)を除去することが技術上著しく困難なとき又は一部除去の場合など改造・補修作業の性質上適しないときは、除去する特定建築材料を薬液等により湿潤化すること。

ハ 石綿含有けい酸カルシウム板第1種にあっては、イの方法により除去することが技術上著しく困難なとき又は一部除去の場合など改造・補修作業の性質上適しないときは、次に掲げる措置を講ずること。

(1)当該特定建築材料の除去を行う部分の周辺を事前に養生*すること。

(2)当該特定建築材料を薬液等により湿潤化すること。

ニ 当該特定建築材料の除去後、作業場内の清掃その他の特定粉じんの処理を行うこと。この場合において、ハの規定により養生を行ったときは、当該養生を解く前に清掃を行うこと。

 2.石綿含有仕上塗材(新規則別表第7 3の項に規定)

次に掲げる事項を遵守して作業の対象となる建築物等に使用されている特定建築材料を除去するか、又はこれと同等以上の効果を有する措置を講じること。

イ 除去する特定建築材料を薬液等により湿潤化すること。(ロの規定により特定建築材料を除去する場合を除く。)

ロ 電気グラインダーその他の電動工具を用いて特定建築材料を除去するときは、次に掲げる措置を講ずること。

(1)特定建築材料の除去を行う部分の周辺を事前に養生*すること。

(2)除去する特定建築材料を薬液等により湿潤化すること。

ハ 当該特定建築材料の除去後、作業場内の清掃その他の特定粉じんの処理を行うこと。この場合において、ロの規定により養生を行ったときは、当該養生を解く前に清掃を行うこと。

〇石綿含有仕上塗材についての環境省通知「石綿含有仕上塗材の除去等作業における石綿飛散防止対策について(平成29年5月30日、環水大大発第1705301号)」については、改正法の施行日(令和3年4月1日)をもって廃止となりました。

アスベスト除去等工事届出件数(大気汚染防止法)

年度

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

件数(件)

37

38

49

27

46

28

29

67

65

71

アスベストに関するその他届出の問い合わせ先

  • 石綿障害予防規則に関する届出:亀戸労働基準監督署安全衛生課(電話番号:03-3637-8131)
  • 建設リサイクル法に関する届出:建築課建築係(電話番号:03-3647-9743)
  • 解体工事の事前周知に関する届出:建築調整課建築紛争調整係(電話番号:03-3647-9767)

などがあります。ご確認ください。

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お問い合わせ

環境清掃部 環境保全課 指導係 窓口:防災センター6階7番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-6147

ファックス:03-5617-5737

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