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更新日:2023年12月6日
ねずみはふん尿を撒まき散らす、感染症を媒介する、ダニを運ぶ等、衛生上有害な動物です。また、建物の柱や壁をかじって傷めたりします。
ねずみは暖かい場所を好むため、気温が下がると屋内に侵入してくることが増えます。
実際に保健所には家の中やマンションのゴミ置き場でねずみを見かける、台所においた食べ物が食べられてしまった等の相談が寄せられています。
以下の対策を行い、ねずみの被害を防ぎましょう。
ねずみが屋外から屋内へ侵入する経路や、屋内で移動する経路をふさぎましょう。
ねずみは人の親指が入るほど(約1.5センチメートルぐらい)の隙間があれば、屋内に侵入できます。排水管周りや通風口、換気扇等の隙間が主な侵入路です。建物の周囲や窓の網戸を確認し、金タワシや目の細かい金網、パテ等で隙間や穴をふさぐことが重要です。
また、においや超音波等を設置・噴霧することでねずみの侵入を防ぐ忌避剤を併用すると効果がある場合があります。
食料品は、戸棚や冷蔵庫に保管し、生ゴミは密閉できるゴミ箱に入れましょう。
ねずみは雑食性で、ペットフードや石けん、化学肥料等も食べてしまいます。
エサになりそうなものは片づけましょう。
ねずみは人目につかない場所に巣をつくります。タンスや冷蔵庫等の裏はこまめに確認して清掃をしましょう。
また、ティッシュペーパーや雑巾、ビニール袋等を巣材にするので整理整頓に努めましょう。
ねずみが屋内に侵入し、被害が出てしまったときは以下の方法で解決を図りましょう。
ただし、いずれの方法も一時的な解決に過ぎないため、屋内にねずみを発生させない等の根本的な解決に努めることが最も重要です。
併せて「家庭で行うねずみの発生対策」をご覧ください。
江東区では、専門業者で作る業界団体を紹介しています。
防除を依頼する場合はご自身の費用負担となります。
複数の業者から見積もりを取ることができますので、よく相談し、納得できる業者を選んでください。
粘着シートや圧殺式わな、かごわな等があります。
粘着シートは、通路となっている場所でラットサイン(部屋の壁等が部分的に黒く汚れている)がある場所に設置しましょう。
複数枚つなげて、大規模に敷きつめると効果的です。設置は就寝前か留守の時にしましょう。
なお、粘着シートに捕まった姿を仲間が見ると、警戒されてしまうので、定期的に交換してください。
殺そ剤(毒エサ)は、急性毒と蓄積毒があります。
殺そ剤は皿や箱の中に入れ、ねずみの通路となっている場所に設置してください。
物陰やかじられた跡がある場所に少量ずつ分散して置き、喫食の具合を見て徐々に場所を絞ってください。
ねずみは警戒心が強いため、殺そ剤を置いた当日中は食べないことがあるので、数日間は様子を見てください。
また、設置の際、素手で触るとヒトのにおいがついてしまうので、手袋や割り箸を使用してください。
<注意点>
江東区では、ご相談のあった方に必要に応じて殺そ剤を窓口で配付しています。
近年、殺そ剤(ワルファリン)に対して耐性を持つとされるねずみ(スーパーラット)が増えています。
殺そ剤による防除は、一時的な解決に過ぎないため、屋内にねずみを発生させない等の根本的な解決に努めてください。
公共施設、公園、道路等については、その管理者にご相談ください。
場所 | 管理者 |
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都道の植栽等 | 東京都建設局第五建設事務所(江東工区)(東京都建設局)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます) |
都立公園の敷地内 | 各都立公園のサービスセンター |
区道の植栽等 | 江東区土木部施設保全課道路保全係(別ウィンドウで開きます) |
区立公園の敷地内 | 江東区土木部施設保全課水辺と緑の事務所(別ウィンドウで開きます) |
上記以外の公共施設の敷地内 | 当該施設の管理者に直接ご連絡ください。 |
私有地 | 当該私有地の管理者(所有者)に直接ご相談ください。 |
ねずみの死骸の処理については、江東区清掃事務所にご相談ください。
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