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更新日:2021年7月12日

クビアカツヤカミキリにご注意ください

サクラ等の樹木に被害を及ぼす「クビアカツヤカミキリ」が区内で確認されました。

人体に害はありませんが、サクラやウメなどの樹木をお持ちの方はご注意ください。

詳細は下記関連リンクをご覧ください。

クビアカツヤカミキリとは

中国、朝鮮半島、ベトナムなどが原産の特定外来生物です。飼うことや野外に放すことは、法律で禁止されています。

  • 体長:25mmから40mm
  • 成虫発生期:6月から8月ごろ
  • 幼虫活動期:5月から10月ごろ
  • 全体的に青みを帯びた黒色で、つやつやした光沢がある。
  • 前胸部(首のように見える部分)が赤い。
  • 触角はオスの方が長い。
  • つかむと強い柑橘系の匂いを放つ。

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クビアカツヤカミキリの成虫(左がオス・右がメス)(画像提供:東京都環境局)

どのような被害があるのか

クビアカツヤカミキリは、サクラなどの樹皮の割れ目に産卵します。

卵からかえった幼虫は樹皮に穴をあけて、およそ2年間、主に樹皮直下の部分を食べ、時には枯れさせてしまいます。

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クビアカツヤカミキリの幼虫による被害(画像提供:埼玉県環境科学国際センター)

こんなサインに要注意

クビアカツヤカミキリの幼虫は、成虫になるまでの2年間、サクラなどの樹木の中に潜み、木の中身を食べて枯らしてしまいます。その際、幼虫は「フラス」という木くずとフンが混ざったものを排出します。

サクラ、ウメ、モモ(ハナモモを含む)、スモモなどのバラ科の樹木の根元や幹にフラスが出ていると、木の内部にクビアカツヤカミキリの幼虫がいる可能性があります。

クビアカツヤカミキリの成虫は6月から8月ごろに出現し、フラスは幼虫の活動時期の5月から10月ごろ活発に排出されます。冬季は幼虫が冬眠するため、新たなフラスの排出は見られません。

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樹皮表面のフラス(画像提供:東京都環境局)

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根元に堆積したフラス(画像提供:埼玉県環境科学国際センター)

見つけた場合

クビアカツヤカミキリの成虫を見つけた場合は、その場で踏みつけるなどして駆除して
ください。生きたまま持ち運ぶことは、法律で禁止されています。
また、見つけた場所を環境保全課調査係(電話番号:03-3647-6148)までお知らせくださ
い。

フラスについても同様に、環境保全課調査係までお知らせください。

ご自宅や会社などの敷地内の樹木で疑わしいケースが発生した場合は、駆除は所有者様、
管理者様で行っていただくことになります。区は東京都と連携し、虫の判別や駆除の
方法などについて、ご案内いたします。

関連リンク

クビアカツヤカミキリの被害が発生・拡大しています!(東京都環境局ホームページ)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

サクラの外来害虫“クビアカツヤカミキリ”情報(埼玉県環境科学国際センター)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

お問い合わせ

環境清掃部 環境保全課 調査係 窓口:防災センター6階8番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-6148

ファックス:03-5617-5737

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