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更新日:2021年3月24日
セアカゴケグモは主に熱帯・亜熱帯に生息するクモです。
平成7年に大阪府内で発見され、その後日本各地で生息が確認されています。
江東区内でも平成26年以降セアカゴケグモの発見事例が複数回確認されています。
セアカゴケグモは基本的におとなしく攻撃性はありませんが、雌(メス)は毒を持っています。
絶対に素手で捕まえたり、触ったりしないでください。
セアカゴケグモの雌(メス)は黒色・体長約1cmで、腹側に赤色の砂時計型模様があります。
セアカゴケグモ:背中側
セアカゴケグモ:腹側
卵のうは乳白色または黄褐色で、形は球形です。
卵のう
咬まれると、激しい痛みを伴う局所の腫れ、めまい、嘔吐などの局所症状、血圧の上昇、呼吸困難などの全身症状が現れることがあります。
咬まれたときは、すみやかに医療機関にご相談ください。できるだけ早く治療を受けることが大切です。
この際、可能であればセアカゴケグモを殺して医療機関へ持参すると、より適切な治療につながります。
※セアカゴケグモは法律により生きたまま持ち運ぶことが禁止されています。殺虫剤等で殺してから医療機関へ持参してください。
日当たりがよくて暖かく、餌となる昆虫が多い場所に生息します。巣を張って潜みやすい場所は
などあらゆる隙間があげられます。
排水溝
縁石の穴
などの方法でセアカゴケグモを駆除してください。
なお、卵のうは母グモの糸で守られていて中の卵まで殺虫剤が浸透しにくいので、踏みつぶしてください。
セアカゴケグモを見つけても、絶対に素手で捕まえたり、触ったりしないでください。
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