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更新日:2017年1月19日
東日本大震災により被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。
この度の大震災では、本区に約千人の避難者がお住まいになっています。東京都を通じ都営住宅や国家公務員住宅、また夢の島のBumB東京スポーツ文化館ではこどもたちが暮らしていますが、この他に親類や友人などを頼って本区にいらしている方々もいます。
ふるさとを遠く離れ、中には家族が離れて暮らす状況に、その思いはいかばかりかと心痛の思いです。避難することでこどもたちの教育に遅れがあってはなりません。避難されている方々の健康が阻害されてはなりません。区でも教育委員会や保健所がいち早く対応し、就学の手続きや健康相談を受けておりますが、さらなる支援ができるよう、「被災者支援・節電対策会議」を設置するとともに、避難者専用ダイヤルを開設いたしました。
江東区には、戦時中、学童疎開で東北にお世話になった歴史があります。戦火を逃れ、縁故先のない1万人を超える学童が、東北方面に集団疎開をしていました。
この歴史を踏まえて、ご縁があって江東区に避難された方々のお力になれるようにと、強い思いでおります。
本区は、豊かな緑に囲まれ、「義理と人情とお節介」の下町気質をもった47万人都市です。避難されている皆様には、江東区での良い思い出を一つでも多く抱いていただけますよう、一期一会の心がけをもって対応してまいります。
最後に、1日でも早くふるさとで日常が過ごせる日が来ることを願っております。
区では避難者の方の受け入れに全力を注いでいます
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