令和6年7月1日号(こうとう区報)テキスト版6面
自転車安全利用の交通ルール ~安全・安心に通れる道路へ~
昨年の区内での自転車が関与する交通事故件数は、651件で、自転車乗用中の死傷者数は616人(死者2人)でした。
道路は多くの方が通行する公共の場所です。一人ひとりが思いやりの心を持ち、自転車安全利用五則(下記)や交通ルールを守って安全に利用しましょう。
~自転車安全利用五則~
- 車道が原則、左側を通行 歩道は例外(注釈)歩行者を優先
- 交差点では信号と一時停止を守って、安全確認
- 夜間はライトを点灯
- 飲酒運転は禁止
- ヘルメットを着用
(注釈)自転車で歩道を通行することができる場合
- 歩道に「普通自転車歩道通行可」の標識等があるとき
- 13歳未満の子どもや70歳以上の高齢者、身体の不自由な人が自転車を運転しているとき
- 自転車の通行の安全を確保するためにやむを得ないと認められるとき
確認しよう!自転車安全利用の交通ルール
道路交通法では自転車は「車両」の一種に位置付けられます。
[車道は左側通行]
自転車は「車道の左側端」に寄って通行しましょう。右側の通行は「逆走」です。
(注釈)罰則:3か月以下の懲役または5万円以下の罰金
[歩行者を優先]
自転車で歩道を通行する場合は「車道寄りを徐行」しましょう。歩行者の通行を妨げるような場合は、一時停止しなければいけません。
(注釈)罰則:2万円以下の罰金または科料
また、横断歩道を自転車で渡るときに歩行者がいる場合は、自転車から降りて渡りましょう。
[飛び出し注意]
一時停止標識のある場所、踏切などでは、必ず止まって左右の安全を確認しましょう。
(注釈)罰則:3か月以下の懲役または5万円以下の罰金
[夜間はライトを点灯]
無灯火は自転車が見えにくくなるので非常に危険です。夜間はライトを点灯しましょう。
(注釈)罰則:5万円以下の罰金
[飲酒運転禁止]
お酒を飲んだ後に自転車を運転してはいけません。
(注釈)罰則:5年以下の懲役または100万円以下の罰金(酒酔い運転の場合)
[ヘルメットを着用]
道路交通法の改正により令和5年4月1日から全年齢で自転車乗車時のヘルメット着用が努力義務となりました。頭部を守るために自転車用ヘルメットをかぶりましょう。
【問合先】地域交通課交通係
電話:03-3647-4784、Fax:03-3647-9287
今すぐ実践!蚊対策のポイント 蚊を発生させない・蚊に刺されないために
蚊は羽音による不快感や、刺されることによる腫れやかゆみだけでなく、デングウイルスなどの病原体を媒介することがあります。日ごろから蚊を発生させない・蚊に刺されないための対策を行いましょう。
発生を防ぐポイント
[不要なものを片付け、水たまりをなくす]
蚊を減らすには水中に生息するボウフラ(蚊の幼虫)の発生を防ぐことが有効です。少しの水たまりでも成長できるため、水たまりをつくらないよう、家の周囲から空き容器や古タイヤなどの不要物を片付けましょう。
[週1回は水を入れ替える]
植木鉢の受け皿やくみ置き水などは週1回、水を入れ替えましょう。
刺されるのを防ぐポイント
[蚊を室内へ入れない]
ドアや窓の開け放しに注意し、破れた網戸は補修しましょう。
[蚊の潜伏場所をなくす]
蚊はやぶや草むらに潜伏する習性があるため、草刈りを定期的に行いましょう。
[屋外では肌の露出を減らす]
屋外では長袖シャツや長ズボンを着用し、肌の露出を減らしましょう。また、必要に応じて虫よけ剤を使用しましょう。
[殺虫剤を適切に使う]
殺虫剤は、説明書をよく読んで、適量を使用しましょう。
また、区では、蚊の発生源となる雨水マスに薬剤を投入していただく協力団体(町会・自治会、マンション管理組合等)を募集しています。協力いただける団体はご連絡ください。
【問合先】保健所生活衛生課環境衛生係
電話:03-3647-5862、Fax:03-3615-7171
木を枯らすクビアカツヤカミキリに注意
サクラなどの木を枯らしてしまう特定外来生物(注釈)の「クビアカツヤカミキリ」が区内で確認されています。被害の拡大を防ぐため、区では公園などの調査を行っています。
人体に害はありませんが、サクラやウメなどの樹木をお持ちの方はご注意ください。
(注釈)特定外来生物とは、生態系や人体に深刻な影響を及ぼす可能性があり、生きたまま運んだり、飼ったりすることが法律で禁止されている外来生物のことです。
[クビアカツヤカミキリとは]
中国・ベトナムなどが原産の虫で、体長は25~40mm、前胸部(クビのように見える部分)が赤く、体はツヤのある黒色です。
[どのような被害があるのか]
幼虫が成虫になるまでのおよそ2年間、サクラなどの木の中に潜み、木の内部を食べて枯らします。
[こんなサインに注意]
幼虫は木の中にいる間、「フラス」という木くずとフンが混ざったかりんとう状のものを排出します。木の根元や幹にフラスが出ていると、内部に幼虫がいる可能性があります。成虫は6~8月ごろに現れますが、フラスは幼虫の動きが活発な5~10月ごろ見られます。写真は区ホームページでご覧ください。
[見つけたときは]
成虫を見つけたら、その場で駆除いただくとともに、見つけた場所を環境保全課までお知らせください。
【問合先】環境保全課調査係
電話:03-3647-6148、Fax:03-5617-5737
クビアカツヤカミキリ(左がオス、右がメス)
プールを楽しく安全に マナーを守りましょう
夏になると、プールを利用する機会が増えます。感染症や事故を防ぐために、マナーを守り、安全にプールを利用しましょう。
[プールに入る前]
- 睡眠不足や発熱、下痢、頭痛などの症状があるときは利用を控えましょう。
- トイレを済ませ、シャワーで体の汚れ、化粧、整髪料などをよく洗い流しましょう。
- アクセサリーを外しましょう。
- 念入りに準備体操を行いましょう。
[プール利用中]
- 怪我や事故の原因となるため、プールサイドを走る、プールに飛び込むなどの危険な行為はやめましょう。
- 排水口など水が吸い込まれているところに近づかないようにしましょう。
- 体調が悪くなったら無理をせず、近くの監視員に知らせ、指示に従いましょう。
- 適度に休憩をとりましょう。
- プール内で鼻をかんだり、つばを吐いたりしないようにしましょう。
- トイレに行った後は、再度シャワーを浴びましょう。
[プールから出た後]
- シャワーをよく浴び、手洗い、うがい、洗眼を行いましょう。
- タオルの貸し借りはやめましょう。
【問合先】保健所生活衛生課環境衛生係
電話:03-3647-5862、Fax:03-3615-7171
夏休み環境学習会 ~親子で木の踏み台の工作とビオガーデンの見学~ 8月6日(火曜日)
バスで移動しながら、木とのふれあいを通して、環境について学びます。
【日時】8月6日(火曜日)8時30分~正午
【場所】東京木材市場(新木場2丁目1番8号)、フジクラ木場千年の森(木場1丁目2番)
【集合】区役所
【対象・定員】区内在住の小学生と保護者15組30人(抽選。当選者にのみ7月19日(金曜日)までに通知)
(注釈)保護者1人につき小学生1人
【費用】1組2,000円
[持ち物]木の踏み台(奥行き33cm×幅36cm×高さ35.1cm)を持ち帰るためのバッグ
【締切日】7月10日(水曜日)17時00分必着
【申し込み】区ホームページ、またはメール・はがきに(1)催しもの名(2)参加者氏名(ふりがな)(3)住所(4)電話番号(5)学年を記入し、〒135-8383区役所温暖化対策課環境調整係へ
電話:03-3647-6124、Fax:03-5617-5737
【Eメール】380201@city.koto.lg.jp
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