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更新日:2024年4月9日
区では、店舗や診療所などでバリアフリー改修工事を行う際に、工事費の一部を助成する「やさしいまちづくり施設整備助成」を実施しています。
助成対象となる改修工事は、車いすを利用している方や高齢者の方なども利用しやすくなるよう、狭あいな出入口の改修、スロープや手すりの設置などです。
「バリアフリー改修を考えているけど、助成対象になる工事だろうか」
「改修にあたっての整備基準はどのようにすればよいのだろうか」
などの疑問や手続きの相談も承っています。
改修工事をご検討の事業者の方は、ぜひ一度以下の問い合わせ先よりご相談ください。
助成には工事着工前の申請が必要です。
医療施設、物販店舗、サービス店舗、飲食店等
(関連ドキュメント:「事業パンフレット」裏面「対象施設」も併せてご参照ください)
施設区分 | 対象施設例 | 対象施設規模 | 小規模建築物(200平方メートル未満) |
---|---|---|---|
医療等施設 | 病院、診療所、薬局など | すべて | 〇 |
物販店舗等 | スーパーマーケット、コンビニ、雑貨店、服飾品店、ケーキ屋、パン屋、酒屋、米屋、花屋など | すべて | 〇 |
サービス店舗等 | 郵便局、理髪店、クリーニング取次店、ATM、リサイクルショップ、貸衣裳屋など | すべて | 〇 |
飲食店等 | レストラン、ファーストフード店、喫茶店、カフェ、ラーメン屋など | すべて | 〇 |
助成対象経費(工事費等)の3分の2以内の額(上限30万円)
年度内7件程度
改修前は出入口の戸が開き戸であり、傾斜も急勾配のため入店しづらい状況でした。
出入口を引き戸にして開閉を容易にしたほか、傾斜を緩やかにしたことでシルバーカーや車いす使用者も楽に入店ができるようになりました。
改修前は出入口の段差を昇降するのに、手すりがなく不便な状況でした。
出入口に手すりを設置することで昇降時の安全性が確保され、高齢者やこどもも楽に入店ができるようになりました。
改修前は車いすから便座に移動し腰かける際には、つかまる場所がなく不便な状況でした。
また、トイレの洗浄レバーを操作する際には体を捻るなど不安定な姿勢をとらざるを得ませんでした。
壁にはL字型の手すりを固定し、また手すり近辺に便器洗浄ボタンを設置したことで、安心してトイレを使用できるようになりました。
施設区分 | 整備内容 |
---|---|
医療等施設 | 建物内傾斜に手すり新設、トイレ及び診察室内に手すり設置、通路スロープ化 |
物販店舗等 | バリアフリートイレにオストメイト設置、店舗内に手すり設置、屋外階段に手すり設置、出入口に手すり設置 |
サービス店舗等 | 出入口段差解消 |
飲食店等 | トイレ洋式化、手すり設置、出入口段差解消、客席カウンターを車いす対応に改修 |
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