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更新日:2024年3月7日
ユニバーサルデザインとは、障害の有無や年齢、性別、国籍等に関わらず、たくさんの人々が利用しやすいように製品やサービス、環境をデザインする考え方です。
区ではユニバーサルデザインを活かして、だれもが住みやすく、訪れやすいまちづくりを推進していきます。
障害のある方が安心して外出し買い物ができるよう、区内の商店街にユニバーサルデザインの意識を広げる取り組みを実施しています。
区では、この取り組みに参加協力をしてくださる障害当事者の方を募集しています。
※区への事前申請と審査を受ける必要があります。必ず事前にご相談ください。
【参加対象者】
障害者手帳を交付されており、次のいずれかに該当する方。
・肢体不自由者
・視覚障害者
・聴覚障害者
・身体障害者補助犬使用者
【実施内容】
区内商店街で実際に買い物をしながら、その際に「必要な支援」や「配慮してほしい事」などを商店員にお伝えいただきます。
「お店に入りたいけど、スロープの勾配が急で入りにくいな。」
「商品を選びたいけど、大きさや金額などの視覚情報が不足していて、商品選びが難しいな。」
「店員さんが何か説明してくれているけど、よく聞こえなくてコミュニケーションがとれないな。」
こうした困りごとを対話やコミュニケーションを通じて、「情報の共有」や「やり方の違いへの理解」に努めていただくことで、「心のバリアフリー」を商店街、街中へ広めていただく活動です。
【注意事項】
参加には必要な手続きがあります。詳細はお問い合わせください。
大島中の橋商店街
区は車いす使用者の方と大島中の橋商店街で「商店街ユニバーサルデザイン意識啓発活動」を実施しました。
事業に参加をいただいた、大島中の橋商店街振興組合の理事長にお話を伺いました。
安全・安心な商店街を目指して
数年にわたって猛威を奮った新型コロナウイルス感染症は落ち着きを取り戻しつつありますが、「価値観の多様化」や、「人と人との分断」など大きな影響を社会に残しました。このような社会の中、人と人をつなぐ役割を果たしてきた商店街は、時代の変化に対応しつつ、多様な人が安全・安心に利用ができるように環境整備等の取り組みを進めていくことが必要です。
今回、その一環として江東区と「ユニバーサルデザイン意識啓発事業」を商店街で行い、商店街利用者と店舗側との「コミュニケーション」の重要性について再認識しました。
店舗側は日々多くのお客さんと接していますので、車いす使用者や高齢者などにも、すっと手助けや声掛けができる店員も多いのですが、一方で「声をかけたらおせっかいになるのではないか」というような思いもあるかもしれません。そういったときには、お互いが気軽に声を掛け合えるようなコミュニケーションがあればよりよいと思っています。
今回のような取り組みの内容と得られた気付きは、対象となった店舗だけではなく商店街全体で共有し、ユニバーサルデザインの意識を広げていきます。
今後も「社会インフラ」の多様性と必要性の中、安全・安心な商店街を目指し、各種の取り組みを進めてまいります。
・商店街名 大島中の橋商店街振興組合(理事長 近藤裕弘)
・所在地 江東区大島7丁目3-9(振興組合事務所)
・商店街ホームページはこちらから(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
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