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更新日:2022年1月24日
平成20年5月から平成22年3月までの2年間で、障害者、高齢者、子育て世代の区民と職員参加によるワークショップで検討しました。次世代を担う小学生向けに、ユニバーサルデザインの理解を深めるために作成した冊子です。
冊子の前半は、江東区内の仲良し3人組の小学生と一緒に街に出かける物語になっています。
の5つの場面で、障害者、高齢者、子育て世代、外国人などの色々な人に出会い、人々が困っていることや助けになることを読者が考えます。さらに各場面に関連する設備の工夫やマナーを知り、自分がすぐにできることを具体的に考えます。
冊子の後半では、色々な人と知り合い、コミュニケーションを深めるきっかけになるようなゲーム、学校や街のユニバーサルデザインをさがすといった、授業でも使えるプログラムを紹介しています。色々なお客さんが来やすいお店づくりを考えるワークも掲載しています。
冊子の最後のページには、いろいろな障害や特徴のある10人分の登場人物カードが付いています。自分で切り取り、冊子に自由に登場させて、多様な人の存在に気付いて対応を考えてもらうようにしています。
江東区では、年齢、性別、国籍、能力などの違いにかかわらず、誰もが快適に生活できるユニバーサルデザインのまちづくりを進めています。「ハード面の整備には限界がある。誰もが安全・安心して生活していくには、思いやりのある心が大切である。」の考えのもと、このハンドブックを活用し小学校において出前講座を実施しています。
このハンドブックの内容に沿った約15分間の動画もご利用ください。
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