令和4年12月21日号（こうとう区報）テキスト版1・10面

 今年の江東区のコト

-令和4年を振り返って-

江東区長　山﨑　孝明

今年を振り返りますと、1月以降の第6波、7月からの第7波、そして現在の第8波と、引き続き新型コロナウイルスに対し全力を投じた1年となりました。区では今月から臨時接種会場の設置や、集団接種会場での予約・接種券なしでの接種を行うなど、オミクロン株対応ワクチンの接種促進を図っているところです。一方で、コロナ禍の中、1月の成人式に始まり、こどもまつりや区民まつりなど、区民の皆さんが心待ちにしていた行事やイベントをようやく開催できたことは、区にとって大きな成果となりました。

また、本区の長年の悲願であった地下鉄8号線延伸については、3月に東京メトロによる鉄道事業が国土交通大臣から許可され、2030年代半ばの開業を目指して事業に着手することとなりました。区においても、これまで、ワークショップや小学校での出前講座、機運醸成イベントなどを実施し、区民の皆さんからのご意見をいただきながら、延伸を見据えた沿線まちづくり構想を取りまとめています。

さらに、今年は区の重要課題の1つであった保育待機児童ゼロを達成するとともに、こどもプラザや子ども家庭支援センターの新設など、子育てしやすい環境の整備に取り組んでまいりました。

来年も、コロナ禍や変動する世界情勢の、区政への影響が想定されますが、区では「意欲・スピード・思いやり」を持ってあらゆる課題を捉え、挑み、解決することにより、前進を続けてまいります。

地下鉄8号線2030年代半ば延伸へ　沿線まちづくりを推進

 

子育て環境をさらに充実　保育待機児童ゼロを達成

保育施設の整備・拡充に全庁的に取り組んできた結果、今年度保育待機児童ゼロを達成しました。また、5月には住吉に区内初のこども向け複合施設「こどもプラザ」を開設しました。引き続き、未来を創るこどもたちがすくすくと成長できる環境を充実させます。

 

さまざまなイベントを再開！　感染症対策を徹底

新型コロナウイルス感染症の影響で、開催が困難だった多くのイベント。今年は感染症の状況を注視しながら、対策を徹底したうえで、さまざまなイベントを開催することができました。多くの区民の皆さんに参加いただき、大いに盛り上がりました。