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更新日:2024年7月2日

地下鉄8号線(有楽町線)の延伸(豊洲~住吉)

整備概要

地下鉄8号線の延伸による整備区間図

地下鉄8号線の延伸は、東京メトロ有楽町線豊洲駅から東陽町駅を経由し、住吉駅に至る区間を整備し、豊洲~東陽町と東陽町~住吉間に(仮称)枝川駅と(仮称)千石駅の2つの中間新駅を設置する計画です。

区内外へのアクセス利便性を向上させる本路線は、令和4年3月に鉄道事業の許可がなされ、令和6年6月に都市計画決定が告示されるなど、2030年代半ばの開業を目指し、具体的に事業が動き始めています。

江東区では、本事業の着実な推進を図るとともに、整備効果を本区の発展に最大限結び付けるため、地域の方々と行政等が、沿線地域の将来像を共有し、一体となってまちづくりを進めていきます。

 

沿線のまちづくりの詳細については下記ページをご覧ください。

整備効果

南北移動の所要時間が大幅に短縮されます

本路線の整備による乗り換えと所要時間への効果の説明図

本路線の整備により、南北移動の時間が大幅に短縮されます。

例えば、住吉駅から豊洲駅への移動について、電車を利用する場合、現状では約20分(乗換え2回)かかりますが、整備後には約9分(乗換えなし)となります。

周辺路線の混雑緩和に寄与します

本路線の整備で期待される混雑緩和への効果の説明図

本路線の整備により、東京メトロ東西線の最混雑区間である木場駅から門前仲町間の混雑率が、国の目標値である180%以下となることが想定され、その他周辺路線においても混雑緩和が期待されます。

輸送障害時等における代替ルートが確保されます

本路線の整備による輸送障害時等の代替ルート確保の説明図

例えば、東京メトロ東西線に輸送障害が発生した場合、東陽町駅からの移動は、現状ではバスやタクシーを利用することになりますが、本路線の整備により、豊洲駅や住吉駅を経由して、都心部や千葉方面へ向かうことが可能となります。

鉄道空白地帯の解消に寄与します

本路線の整備による鉄道空白地帯の解消の説明図

2つの中間新駅である(仮称)枝川駅、(仮称)千石駅を整備することにより、図に示す鉄道空白地帯が解消されます。

鉄道事業許可以降の経過(令和4年3月~)

地下鉄8号線延伸の都市計画決定が告示されました(令和6年6月)

「東京都市計画都市高速鉄道第8号線の本線及び分岐線(豊洲~住吉間)」の変更については、令和6年6月17日に東京都より都市計画決定が告示されました。

都市計画図については、下記ページの「都市計画マップ」よりご確認ください。

なお、都市計画案及び環境影響評価書案説明会については、下記のページの「都市計画案及び環境影響評価書案説明会(令和5年6月)」をご覧ください。

環境影響評価書の縦覧等が行われました(令和6年6~7月)

「都市高速鉄道第8号線豊洲~住吉間建設事業」に係る環境影響評価書が作成され、縦覧等が行われました。

環境影響評価手続きの進捗状況については、下記ページをご覧ください。

地下鉄8号線延伸の鉄道事業許可がなされました(令和4年3月)

令和4年3月、東京メトロより申請されていた地下鉄8号線延伸(豊洲~住吉間)の鉄道事業許可について、国土交通大臣の許可がなされました。

本事業許可を受け、江東区長がコメントを発表しました。

鉄道事業許可及びコメントの詳細については下記ページをご覧ください。

鉄道事業許可までの主な経過(昭和47年~令和4年3月)

江東区の取組み

地下鉄8号線延伸事業に対する補助の実施

地下鉄8号線延伸(豊洲~住吉)については、総事業費として約2,690億円が見込まれており、令和3年7月の国の交通政策審議会答申において十分な公的支援が必要であると示されました。そのため、江東区では国及び東京都と協調し、事業主体である東京メトロに対して整備費の補助を行います。

具体的には、地下鉄8号線整備の中でも中間新駅((仮称)枝川駅、(仮称)千石駅)の整備は、特に江東区に対する貢献が大きいことから、江東区は中間新駅整備費の20%(約94億円)を補助することとし、財源として地下鉄8号線建設等基金を活用します。

地下鉄8号線建設等基金の積立て

地下鉄8号線の建設、沿線のまちづくり等に要する経費の財源に充てるため、基金の積立てを行っています。令和6年度末には5億円を積立て、平成22年度からの累計積立額は110億円となります。

地下鉄8号線延伸に係る地域公共交通計画等の策定

江東区と東京都は、地下鉄8号線の延伸(豊洲~住吉間)及び豊洲駅改良の整備促進を図る観点から、沿線地域を対象とした「地域公共交通計画(東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉)の沿線地域)」及び「地域公共交通利便増進実施計画(東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉))」を、令和4年12月26日に策定しました。

策定した両計画については下記のドキュメントをご覧ください。

地域公共交通計画(東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉)の沿線地域)(案)の意見募集について

本計画の策定にあたり、令和4年10月26日から令和4年11月24日までの間、意見募集を行いました。御協力いただき、誠にありがとうございました。

なお、東京都が代表して意見募集を行いましたので、結果等については下記ページの「東京メトロ有楽町線の分岐線(豊洲~住吉)に係る「地域公共交通計画」及び「地域公共交通利便増進実施計画」(令和4年12月策定)」をご覧ください。

地下鉄運転シミュレーターを設置

東京メトロ東西線南砂町駅~西葛西駅間の模擬運転体験を楽しめる、地下鉄運転シミュレーターを設置しています。

地下鉄8号線延伸等に関するパネルも展示していますので、ぜひお越しください。

場所 期間

豊洲シビックセンター3階 豊洲特別出張所

(豊洲2丁目2番18号)

関連リンク:地下鉄運転シミュレーターを設置

令和6年7月1日(月曜日)~令和6年12月下旬ごろ

9~17時

ただし、土曜日・日曜日、祝日を除く

よくあるご質問

ルートはどのように決めたのですか

国の交通政策審議会の答申で位置付けられた区間について、既存の駅構造や護岸、公共用地の活用等を考慮したルートとなっています。

分岐線の本線乗り入れは、和光市方面および新木場方面それぞれ運行されますか

有楽町線の分岐線の本線乗り入れについては、現時点では和光市方面のみ運行することが想定されております。

通常時及びピーク時で、1時間あたりで計画されている運行本数はどのくらいですか。そのうち、本線に乗り入れていく運行本数はどのくらいですか。

1時間あたり日中で約8本、朝のピーク時で約12本が想定されております。有楽町線本線への乗り入れ本数は、今後、東京メトロが検討していきます。

運賃について、どのように設定するのですか(加算運賃を設定しているのですか)

本路線の整備に伴う、運賃の上乗せはありません。東京メトロの運賃形態に則って、東京メトロが決定します。

中間新駅の出入口はどこに設置されますか

各駅の出入口は基本的には2カ所で考えられており、位置については、東京メトロが、利便性や消防法等の各種法令、地上の状況を考慮し計画していきます。

今後のスケジュールはどのようになるのですか

東京メトロは都市計画決定から約1年以内に工事着手を目指しており、工事着手前には工事説明会が開催される予定です。

 関連ドキュメント

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お問い合わせ

都市整備部 地下鉄8号線事業推進課 地下鉄8号線事業推進係 窓口:区役所5階24番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽4-11-28

電話番号:03-3647-8678

ファックス:03-3647-9019

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