知りたい情報が見つからないときは

  • 検索

    検索

    キーワードで探す

    検索結果の概要文が生成AIで作成されます。

    ページ番号で探す

    「ページ番号」をご存じの方は、ページ番号を入力してください

    ページ番号検索とは

    よく検索されるキーワード

    分類から探す

    便利ナビ

    対象者別

    閉じる

トップページ > くらし・地域 > ペット・動物 > ペット > 都内における犬の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)発生に伴う注意喚起について

ここから本文です。

更新日:2025年10月16日

ページ番号:37626

都内における犬の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)発生に伴う注意喚起について

このたび、都内で初めて犬の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の症例が確認されました。SFTSは、ウイルスを保有するマダニに刺されることにより感染します。野外で活動される際は、人もペットもマダニに刺されないようにご注意ください。

症例の概要

東京都保健医療局ホームページ(都内における犬の重症熱性血小板減少症候群(SFTS)発生に伴う注意喚起について)(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)

重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは

概要

SFTSは、マダニにより媒介されるSFTSウイルスによる感染症です。

多くの場合、ウイルスを保有するマダニに刺されて感染します。また、人と動物との共通感染症で、感染した動物の体液、血液、排泄物等にはウイルスが含まれており、動物から人に感染した事例も報告されています。

人では、これまで主に西日本で発生が見られていましたが、近年、感染地域が拡大しており、関東や北海道でも発生が見られています。

都内では2019年、2022年に人で各1例の報告がありましたが、いずれも都外での感染です。

主な症状

人の場合、主に発熱と消化器症状(嘔吐、下痢、腹痛など)が現れます。意識障害や出血症状など重篤な症状をきたすこともあります。

犬猫の場合、発熱、食欲不振等の症状や白血球減少症、血小板減少症などが認められます。

犬や猫の飼い主の皆様へ

人もペットも、マダニに刺されないことが重要です。次の点にご注意ください。

ペットの対策

ペットは屋内で飼う。

散歩後にペットの体表をチェックし、マダニが皮膚に食い込んでいる場合は、無理に取らず、動物病院で取り除く。

ペットへのマダニの駆除・予防薬の投与について動物病院に相談する。

ペットが体調不良の際は、直ちに動物病院を受診する。

飼い主の対策

マダニに刺されないように、草むらやヤブなど、マダニが生息する場所に行く際は肌の露出を少なくする。

マダニに効果があると記載されている虫よけ剤(有効成分:ディート、イカリジン)を使用する。

マダニに刺された場合は、自分で取り除こうとせず、医療機関で処置してもらう。また、マダニに刺された後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が現れた場合は速やかに医療機関を受診する。

動物由来感染症を予防するために、

1…口移しで食べ物を与えるなど、過度の接触をしない。

2…ふん、尿は早めに処理をする(直接触らないように注意)。

3…ペットの体や生活環境を清潔にする。世話をした後はよく手を洗う。

動物病院の皆様へ

獣医療関係者の皆様は次の点にご注意ください。

SFTSを疑う動物の診療時はPPE(個人防護具)を適切に着用する。

診察台等は70%エタノール、0.5%次亜塩素酸ナトリウム液等で必ず消毒する。

体調が悪いと感じたら、すぐに医療機関を受診し、動物との接触状況を医師に伝える。

関連リンク

お問い合わせ先

健康部(保健所) 生活衛生課 生活衛生係

郵便番号135-0016 東京都江東区東陽2丁目1番1号

Fax:03-3615-7171

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

このページの情報は役に立ちましたか?

このページの情報は見つけやすかったですか?