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更新日:2017年1月19日

定例記者会見 平成26年5月13日分

1.ことみせ/江東お店の魅力発掘発信事業について

江東区においても、大型店が非常に多く、売り場面積は都内一だそうです。そうした状況で、商店街も大変苦労してきております。江東区には、他店にはない独特の魅力を持ったお店がたくさんあり、そうしたお店の魅力を引き出して区内はもとより区外へもお知らせしていく事業として「江東お店の魅力発掘発信事業、通称ことみせ事業」を6月から開始いたします。
ことみせ事業では、新たに開設した事務局に専門のスタッフを配置し、区内商店を積極的に取材いたします。さらには、情報誌やウェブサイトを中心に情報を発信していきます。
また、ことみせ事業では、登録したお店は、クーポンという形式でお客様に割り引きなどのサービスを提供していきます。クーポンは区内外問わず誰でも利用ができるため、区外からの観光客を取り込み、江東区のイメージアップも期待できます。
今までの「江東さざんかカード事業」は、カードを高齢者や子育て世代・障害者など、限られた方々にカードをお渡ししていた。これからは、限られた方だけでなく、区内外問わず誰もがクーポを使って、区内のお店に足を運んでもらおうということです。結構おいしいお店とか、いいお店が江東区にはいっぱいあるんです。そういったものの情報誌を作って、その情報誌にクーポンを付け、地下鉄の駅等に置いておく。そのことによって区内はもとより、遠くの方から来た人もそれを見てお店を探してもらう、入ってもらう、使ってもらおうということです。

区内のお店の魅力を発掘!発信

区内のお店の魅力を発掘!発信

2.こうとう学びスタンダード強化講師の配置について

江東区の小・中学校では、昨年度からすべてのこどもたちに確実に身に付けさせたい内容を明確に示した「こうとう学びスタンダード」の取組を始めています。今年度、新たに「国語」「数学」「英語」のスタンダードを加え、6つのスタンダードが完成しました。

学びスタンダード強化講師を活用した授業の様子

学びスタンダード強化講師を活用した授業の様子

各学校では、これまでもスタンダードの定着を目指して授業を工夫してまいりましたが、今年度からは、さらに授業の質を高め、より丁寧な指導をしていくために、五月より小・中学校に「学びスタンダード強化講師」の配置をいたします。これまで採用していた講師制度では、児童数によって講師が配置されない学校があったり、講師を活用できる学年や教科が限られていたりするなど、不公平感や活用のしづらさがありましたが、「学びスタンダード強化講師」は、すべての小・中学校に配置し、学びスタンダードの定着に向け、各学校の計画に合わせて活用することができるようにしています。さらに、小学校では、学校によって児童数の差がありますので、学校の規模に合わせて講師を配置する時間数を増やす工夫もしています。
学校公開などで授業を見に行っていただくと担任の先生が強化講師と協力して指導している様子を数多く見られることになると思います。
以前にも申し上げましたが、目標にしていた学力の面でのこどもたちの点数・目標値が一年も早く達成しました。全国学力テストで、全国平均あるいは、東京都平均と比べてみても、今まで思っていた以上にこども達の学力が向上したことは事実であります。
そうした点をしっかり今後も検討・調査しながら、より一層スタンダードをしっかり定着させてこども達の成長に寄与していきたいと考えております。

3.古着回収常設窓口(新設)について

江東区では、ごみを減らすために、平成23年度から、イベント時や回収拠点を巡回する方式で古着の回収を行ってきました。昨年度は毎月1回、区内4ヶ所の公共施設を巡回して回収を行い、合計95トンもの古着を回収しました。
しかし、これまでは区内を巡回して回収する方式のみであったため、一つの回収拠点には年間2回から4回しか行くことができず、区民の皆様にご不便をおかけしており、常設の回収拠点を設けてほしいというご要望が多数ありました。

古着回収拠点を設置

古着回収拠点を設置

そこで、今年度より新たに清掃事務所に常設の回収拠点を設け、清掃事務所の閉庁日以外は毎日古着を出せるようにしました。
潮見にある清掃事務所の受付に、午後4時までに直接古着を持ち込んで頂ければ、清掃事務所でお預かりし、回収業者に引き渡します。引き渡した古着は回収業者の手で選別し、国内外で販売されております。日本の古着は質が高いため、特に海外では非常に人気があり、区民の皆様に出して頂いた古着が、たくさんの人に喜ばれております。また、回収できる品目は衣類だけに限らず、靴やベルト、ぬいぐるみなど多岐に渡っており、資源の有効活用に努めています。
常設の回収拠点では、4月より事業を開始し、ひと月で約3トンの古着を回収することができました。
江東区の人たちは、非常にこうした点には協力的で、業者さんに聞くと都内でも江東区はたくさん集まるし、出す品物が非常にきれいだと大変喜ばれております。また、区民のみなさんにとっても、自分が長年大事に使った衣類をゴミにしないで、あるいは燃やさないでどなたかに、やがてはどこかの国の方々にもご自身の大事に着ていた物をきていただけるということは大変うれしいことだということで、「もったいない。限られた資源を大切に」というスローガンでごみの減量、資源回収については、これからも一生懸命区として努力していきます。
ご自宅に何年も着ないで置いてある古着がありましたら、区民の方々どうぞお持ちいただきたいと思います

4.保育所の待機児童の現状について

保育園の待機児童の現状について急きょお伝えすることにいたします。
平成26年4月1日時点における本区の待機児童は、170人です。実質170人です。形式的には、315人です。この差は何かというと、育児休業中の方々等を除いた数字が170人となります。昨年は、416人でありました。区としても「江東湾岸サテライト保育所」のなどスピードを上げて保育園を作ってきましたが、まだゼロには至らないという状況です。
私は、区長就任以来7年間で、認可や認証保育所合わせて81園を新設し、約5,000人の定員増を図ってまいりました。前年度も1,200人の定員増をしましたが、申込者数が800人近く増えたということもありましてゼロにはまだ至りません。
今年度も約1,100人の定員増を図る目標を立てまして、なんとかゼロに近づけるように努力をしていきたいと思います。

5.その他質疑応答

  1. 東京スカイツリー開業2周年における区への集客について
    【区長】
    江東区はですね、おかげさまでスカイダックをスカイツリーから亀戸の梅屋敷を通って、旧中川・川の駅に来てもらっています。そういったことで、スカイツリーに来たお客さんを江東区内に引き込んでいる実績はあります。区内のいろいろなイベント、これから区民まつりや、深川の連合渡御だとかそういったイベントをもっともっと宣伝して、スカイツリーを見た人達が、帰りに深川のおみこしを見に行こうよと言われるようアピールしていかなければいけないと思っております。
  2. 地下鉄8号線延伸に向けた今後の取り組みについて
    【区長】
    今まで、私も区長になってから相当数あちこち通ってきました。つい先月もですね、国交省へ行ってお話しをし、8号線の必要性について十分ご理解をいただくことができました。東京都には、知事にも先月お会いした時に8号線の必要性についてはかなりご説明申上げまして、東京都もかなり前向きに動き出しつつあるところです。東京メトロは新線作らないということを決めていますよね。しかし、利便法(都市鉄道等利便増進法を使うか、地下鉄補助を使うかによっても、いろいろな仕組みがありますからね。例えば、利便法を使えば、メトロは運行事業者としての協力はするわけですから、そういった上下分離方式もあります。メトロさんもこの東西線の混雑ということについては、非常に大きな関心を持っていますし、江東区なりの計画というものが実現性の高い計画になっていることも事実です。そのことを、国交省も鉄道局もですね前と違って今年になってからは、ずいぶん理解を深めていただいているということですね。
  3. 江東こどもまつりでの雪のプレゼントについて
    【区長】
    先だって、北上市の方がお見えになって、やはり北上の物産をですねもっと広く東京方面に売り込みたいということで来られて、その時に茶飲み話で「雪が深いんだ」、「一年中雪があるんだ」、「それを貯めているんだ」という話を聞いて、「それなら夏でも雪があるの?」と聞いたら、あるとのこと。じゃあそれ東京に持ってきてくれる?と言ったら「いいですよ」ということ。こどもまつりでこども達にプレゼントしようということで。まあ運賃は少しかかりますが、雪はタダで提供してくれるというんでね、こどもまつりできっとこども達は喜ぶんじゃないかなと思います。

お問い合わせ

政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2363

ファックス:03-5634-7538

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