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更新日:2017年1月19日

定例記者会見 平成25年8月8日分

1.ソーラーカーレース鈴鹿2013 総合4位クラス3位

これは環境学習情報館で平成21年から始めた事業でして、中学生・高校生がソーラーカーを作り、鈴鹿でのソーラーカーレースに出場してきました。
1回目のレース出場は一昨年で、結果は総合10位、クラス5位でした。2回目の昨年は、総合6位で、クラス4位。そして今回は8月2日・3日の2日間でレースに出場しまして、成績は、総合4位、クラス3位で、見事表彰台に上ることができました。町の鉄工所の親父さんとか色んな人にお手伝いいただき、夢だった表彰台に上ることができて、こどもたちも大喜びでございました。
予選がございまして、予選ではタイム1位だったんですよ。ポールポジションを取ったんですけれども、優勝できるかと思ってハラハラしていたら、3位になりました。クラス3位ということは大変なことでございまして、他のチームは大学とか、高等専門学校とかそういったところがソーラーカーを作って、耐久レースをやるんですね。うちは地域の子どもたちと、まちの人たちが手作りで作ったソーラーカーでして、それが世界的に有名な鈴鹿のソーラーカーレースで、表彰台に上れたということで、大変嬉しいニュースでございます。

レース会場を駆け抜ける「えこっくる002号」

レース会場を駆け抜ける「えこっくる002号」

2.佐川急便株式会社東日本支社との災害時協力協定の締結について

江東区では災害対策について、これまでも地元企業と協定を結んできましたが、今回、佐川急便株式会社東日本支社と、災害時協力協定を締結いたしました。佐川急便は、昨年新砂に巨大なターミナルが出来上がりまして、相当の台数の車両が区内を出入りしています。そういったことから、地元に社会貢献したいという強い気持ちが、佐川急便にもともとあったわけです。
今回、災害時協力協定として、まず、災害時にドライバーさんが、自分が受け持っているエリアの小・中学校の避難場所に駆けつけて、そこで自主防災組織が編成する救護班の一員として、高齢者や障害者を助けに行くという協定を結んでくれました。また、彼らは物流のプロですから、災害時に、物流に関する専門知識・経験を有する社員さんが、救援物資の仕分けや配送のアドバイスをしてくれることになりました。しかも、物資の一時保管場所として施設も提供してくれることになっております。
水害時安心協定としては、佐川急便の屋上駐車場に1万3千人が避難できる場所があり、そこを津波や水害の際の緊急一時避難場所として、万が一の時は提供してくれることになりました。これによって、江東区はトータルで23万人くらいの避難場所を確保することができることになりました。

協定締結式の様子

協定締結式の様子

3.江東区エコポイント制度のモニター募集について

家庭や事業所に、様々な温暖化対策をやっていただいていますが、それを一層促進するために、10月から来年の9月まで、「江東区エコポイント制度」を試験的に1年間やっていきたいと思っています。
まずモニターを募ります。一般区民では100世帯、事業所では30社を募集しまして、その方々に1年間モニターとして、ご協力をいただきます。省エネに優れたLEDやエアコン、冷蔵庫、あるいはすだれ、二重サッシとか、それらを買ってくださった方に対して、10%相当のポイントを差し上げます。ポイントは、1ポイント1円として、区内共通商品券と交換いたします。
さらに、この制度の目玉として、区内に電気自動車をなんとか増やしていこうということで、今回電気自動車を買ってくださった方には、特別に20万ポイントを差し上げるということを行います。
そういった取り組みを行い、1年間その結果を見まして、上手くいけばこれを続けていきたいと思っております。多くの方が参加するようなシステムを、将来的に作っていければいいなと思っております。

記者会見の様子

記者会見の様子

4.江東図書館リニューアルオープンについて

江東図書館は、昭和51年に東京都立の図書館として南砂に設立されました。昭和61年に区に移管されまして、江東図書館としてずっとやってきたわけですけれども、古くなってきましたし、耐震診断をしたところあまり数値が良くないということで、耐震補強の工事を行いました。そしてこの度、工事が終わりまして、9月からリニューアルオープンすることになりました。
今回のリニューアルの一番の特徴としましては、IC図書館システムというものを取り入れるということであります。図書館の本・その他資料に貼ってあるICタグを活用した、自動貸出機・返却機を設置しまして、スムーズな貸出・返却、あるいはプライバシーの保護、そういったことに繋げます。今後、区内11か所の図書館にも、順次このシステムを導入して、区民の方々が使いやすい、親切、スピーディーなものにしたいと思います。また、フロアマネージャーというものも置き、お客様に親切丁寧に対応することになります。来年度以降、地域図書館にこれも順次導入していきたいと思っています。

江東図書館外観

江東図書館外観

5.スポーツ祭東京2013について

江東区はスポーツ祭東京2013で、セーリング、ライフル射撃、水泳の3つの競技と、障害者スポーツ大会の水泳競技を受け持っていますが、いよいよ9月に入るとそれらが始まります。全国から様々な方が来ますので、江東区の良さを見ていただこうと、どうおもてなしをするかということを色々知恵を絞りました。
まず、大会運営にあたりボランティアを募りました。区内にある4つの大学、それから都立高校3校、その他企業や関係団体などから、400人の方が応募してくれまして、お手伝いをしていただきます。受付とか、弁当を配るとか、ドリンクのサービスをするとか、様々なお手伝いがあります。そういったことを、区内の学生さんや、企業の方など、色々な方にご協力いただいて、お手伝いをしようと思います。また、試合については、区内の小学生に希望を取りまして、競技を見てもらうようにいたしております。
その他、辰巳の水泳会場の周りは、地域の小学生が8月の末に清掃活動を行います。ごみのないきれいな街を見ていただこうと思います。それから、ライフルやセーリングが行われる新木場の方では、材木屋さんとか色々な事業者が9月に、プレ大会のときのようにクリーン作戦をやろうということになっています。
セーリング会場では、江東区内に相撲部屋がいっぱいあるのですが、その中から大鵬道場・大嶽部屋の力士さんたちが来まして、ちゃんこを振舞おうということになりました。地方から来た人たちに、本物の相撲部屋で食べているちゃんこを振舞おうということになります。ライフル射撃の会場では、障害者の方が作ったクッキーをプレゼントするということもやります。その他、地域の伝統である獅子舞とか砂村囃子なども出て、おもてなしをすることになっております。
もう一つ、江東区立中学校カヌー部の出身者と中学生が、カヌーのスプリント競技に国体選手になって出場することが決まり、4人が東京都代表になりました。平成21年度にカヌー部を創設しました私としては、本当に嬉しいことでございます。こんなに早くこどもたちが成長するとは思っていなかったのですが、よくぞ頑張ってくれたなと思います。

カヌースプリント競技の国体出場が決まった選手たち

カヌースプリント競技の国体出場が決まった選手たち

6.質疑応答:オリンピックの江東区への影響について

【記者】東京五輪が江東区にとってどのような意義があるか、教えてください。
【区長】こどもたちですよ、何といっても。こどもたちに、オリンピックを体感してもらいたい。それぞれが色々な形でオリンピックに触れられるチャンスが多くなるんです。江東区の場合は競技会場が多いわけですから、当然そのチャンスが増える。アスリートの姿を見ることができるチャンスも増える。そして、ボランティアのチャンスですね。そういうものを、一人でも多くのこどもたちに経験させてあげたいなと思っています。
また、特に僕が言っているのは、オリンピックを2020年にやるということが、東北の復興の国家目標になると思っているんですよ。オリンピックが決まれば、2020年までには何としてでも東北を復興させようという、国民の総意に誘導できるのではないかと私は一番期待しています。オリンピックを良い意味で活用できればと思っています。

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政策経営部 広報広聴課 報道係 窓口:区役所2階22番

郵便番号135-8383 東京都江東区東陽 4-11-28

電話番号:03-3647-2363

ファックス:03-5634-7538

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