令和5年11月1日号(こうとう区報)テキスト版1面
体罰は× です! 11月は 秋のこどもまんなか月間
~オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン~
児童虐待防止推進キャラクター
(出典:東京都福祉局、承認番号:5福祉子家第768号)
令和2年4月に「児童虐待の防止等に関する法律」で、体罰等の禁止が明文化されました。
一方で、区民向けアンケート調査(令和4年度)では、「しつけのためならある程度の体罰はやむを得ない」と4分の1以上の方が回答していて、体罰をしつけの一部と考える人がまだまだ多くいます。
言葉で何度も注意したけど言うことを聞かないので、頬を叩いた
危険なことをしたので、頭ごなしに「ダメ!」と怒鳴って、言うことを聞かせた
友達を叩いたので、反省させようと長時間正座させた
このような、こどもに苦痛や意図的な不快感をもたらす行為は程度によらず体罰です!
こどもの気持ちに耳を傾けてみましょう
「ダメ!」ではなく、「●●してね」と肯定的な言い方で伝えてみましょう
絵や写真などを使った違う伝え方を考えてみましょう
このように、体罰で一時的に言うことを聞かせるのではなく、
こどもと一緒に、どうしたらいいのかを考えましょう
しつけとは、こどもが社会で自立した生活を送れるように、こどもをサポートして社会性を育むもので体罰とは違います。体罰は繰り返し行われることでエスカレートし、虐待につながる恐れもあります。
すべてのこどもには健やかに成長し、その自立が図られる権利があります。こどもには大人と同じように尊厳があり、体罰は尊厳を傷つける人権侵害です。こどもたちが心身ともに健やかに成長できるように、体罰によらない子育てについて考えてみませんか。
【問合先】養育支援課養育支援係 ☎3647-4408、℻3647-9196
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