令和3年8月11日号(こうとう区報)テキスト版1面
地下鉄8号線(豊洲~住吉間)延伸 ~事業化に向けた最終局面へ~
今年7月、国の交通政策審議会答申「東京圏における今後の地下鉄ネットワークのあり方等について」において、地下鉄8号線(豊洲~住吉間)は、早期の事業化を図るべき路線と示されました。
地下鉄8号線とは東京メトロ有楽町線のことで、区では豊洲~住吉間の延伸を長期計画の重要課題として掲げ、早期整備に向けた取り組みを加速させていました。
今後も東京都をはじめ、関係機関と連携しながら、早期事業着手に向けた取り組みを進めます。
【問合先】地下鉄8号線事業推進担当☎3647-8678、℻3647-9216
早期事業着手を成し遂げるための取り組みを全力で進めます
江東区長 山﨑孝明
地下鉄8号線(豊洲~住吉間)の早期整備に向け、本区はこれまで国や東京都、東京メトロなどの関係機関を交えた検討会等を開催して整備計画案の熟度を高めるとともに、地下鉄8号線建設基金の積み立てを開始し財源の確保にも努めるなど、不断の取り組みを進めてきました。
「南北を結ぶ交通網の利便性向上」「地下鉄東西線をはじめとした周辺路線の混雑緩和」など、高い整備効果が見込まれている地下鉄8号線の延伸ですが、事業化に向けて課題とされていた事業主体や費用負担について具体的な方向性が示され、その上で早期に事業化すべきとされた今回の答申は、整備実現への大きな推進力となります。また、地下鉄8号線の延伸は豊洲市場開場に伴う本区と東京都の約束事項でもあることから、本答申を受け、事業化に向けた動きを加速するよう、都知事に対して申し入れを行いました。
昭和47年に初めて地下鉄8号線の亀有への分岐が答申されてから約半世紀、いよいよ事業化への最後の局面を迎えていると感じております。地下鉄8号線の延伸に対して追い風が吹いているこの機を逸することなく、早期の事業着手を成し遂げるための取り組みを全力で進めるとともに、沿線のまちづくりをはじめとした、本事業に関連して区が果たすべき役割の検討を行ってまいります。
地下鉄8号線(豊洲~住吉間)延伸の詳細は4・5面をご覧ください
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