江東区事業継続計画(震災編)
事業継続計画(BCP)とは
事業継続計画(BCP:Business Continuity Planning)とは、災害時に行政自らも被災し、人、物、情報等利用できる資源に制約がある状況下において、優先的に実施すべき業務(非常時優先業務)を特定するとともに、業務の執行体制や対応手順、継続に必要な資源の確保等をあらかじめ定め、地震等による大規模災害発生時にあっても、適切な業務執行を行うことを目的とした計画です。
計画の目的
本区は、首都直下地震の発生により、行政機能が低下し、限られた人的・物的資源での対応が求められる場合であっても、区民の生命・身体及び財産を守り、区の責務として区民生活に不可欠な行政サービスを継続するための「対応の基本的な考え方」と、災害時の区の機能低下を最小限に留めるための「事前に取り組むべき対策事項・内容」を示すことを主たる目的として「江東区事業継続計画(震災編)」を策定しています。
計画の見直し
江東区事業継続計画(震災編)の運用に当たっては、地域防災計画の修正や被害想定の見直しをはじめ、人的資源の配置の変更・事前対策の推進による事前対策内容の改善などに伴い改訂・見直しを行い、内容の改善・充実を図る必要があります。
江東区事業継続計画(震災編)は、令和4年5月に東京都が公表した首都直下地震等における新たな被害想定や最新の関係法令・関連計画等を検証し、江東区地域防災計画を令和5年度に改定したことに伴い、更なる災害対応力向上を図るため、令和6年3月に修正を行いました。
計画の構成
【第1章 江東区事業継続計画に係る基本事項】
本事業継続計画全般に関わる事項をまとめています。
【第2章 被害の想定等】
計画の前提となる区内全般や区役所各庁舎の被害想定等を示しています。
【第3章 事業継続に必要な態勢の確立】
災害時における本区の職員態勢に関する事項を掲載しています。
【第4章 区が実施する非常時優先業務】
大規模地震発生時に、区として実施すべき業務として選定した非常時優先業務について掲載しています。
【第5章 事業継続に必要な各種環境・資源の確保】
非常時優先業務を遂行する上での課題と事前対策について掲載しています。
【第6章 事業継続管理(BCM(注釈))】
本計画の継続的な改善の取組である「事業継続管理(BCM)」について、その基本的な考え方や運用・管理体制について示しています。
【第7章 その他】
本計画書の用語集を掲載しています。
(注釈)BCM(Business Continuity Management):事業継続計画を策定し、継続的に運用していく活動や管理の仕組みのこと。
計画の閲覧とダウンロード
本計画は区役所2階のこうとう情報ステーションにて公開しているほか、下記の関連PDFからもダウンロードできます。
関連PDF
- 江東区事業継続計画-震災編-(令和5年度修正)【概要版】(PDF:744KB)(別ウィンドウで開きます)
- 江東区事業継続計画-震災編-(令和5年度修正)【本編】(PDF:1,578KB)(別ウィンドウで開きます)
関連ページ
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください